今回実験に使用したのは、こちらのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『WH-1000XM3』。
新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を搭載し、業界最高クラス(※1)のノイズキャンセリング性能が更にパワーアップしたんだそう。しかもBluetooth®対応なのでワイヤレスで使えます。
飛行機などの低域のノイズはもちろん、人の声や雑踏の音など、これまで打ち消しづらかった中高域のノイズも大幅に低減することを実現しているとのこと。前機種に比べてなんと約4倍も信号処理が上がっているんだそうです。
・・・と聞いても実際のところその分野に詳しくないとよくわからない。そこで、どれだけノイズキャンセリング機能が凄いのか体験するため、ある実験を行ってみました!
徳川15代将軍いえるかな?
今回ノイズキャンセリング機能の凄さを実感するために行った実験がこちら。
①被験者は「徳川15代将軍」の名前を繰りかえすだけの音声をWH-1000XM3を通して聴き暗記する
②視聴中の被験者に対して、騒音お邪魔隊が側でとにかくうるさくする
③5つのお邪魔が終わった時点で、被験者は暗記した将軍の名前を回答する
推測
お邪魔隊による騒音がWH-1000XM3によってカットされ音声に集中できれば、暗記が捗るはず
つまり、お邪魔隊がうるさくして邪魔しちゃうけど、ノイキャンあれば暗記できるよね?☆ってな感じです。
そもそも記憶が苦手な人だと騒音とか関係なく失敗に終わりそうだったので、それなりに記憶力に自信があるイチマルが被験者になります。お邪魔隊は、普段から喋りだすとうるさいと定評のあるダーヤマと筆者ぴんく。
それでは実験スタートです!
※実際に音を出している様子は記事後半の動画にて。
1. 民族楽器
まずは筆者の私物である民族楽器で妨害開始!
ダーヤマが持っているのは南米コロンビア産のマラカスのような楽器。ゆっくり倒せば波の音みたいでキレイなのですが、シャカシャカするとかなりうるさい。筆者が吹いているのはオーストラリア産のディジュリドゥ。吹けないのでただの低音が鳴り響きます。
マラカス:全く聞こえない
ディジュリドゥ:うっすら聞こえる程度
後半に貼った動画を見ていただければわかると思いますが、部屋が狭く音が反響しまくるのでかなりうるさかったと思います。なのにほとんど聞こえないらしく、お邪魔隊のほうがビックリする羽目に。
2. クラッカー
次はパーティーの騒音担当、クラッカー。
・・・パン!!!
お邪魔隊がかなりビクビクしながらクラッカーを鳴らすと、会議室の外で真剣に仕事をしている(こっちもしてるけど)同僚たちの視線が集中。突然破裂音がしたのでかなり驚いたそうです。
クラッカー:遠くのほうでパンと小さい音がした
お邪魔隊がビックリしているのが視線に入ったのか笑っていましたが、本人はピクリともしませんでした。耳元でクラッカーを鳴らしたのに、遠くで聞こえたというのも驚き。音が小さすぎて遠い音だと錯覚した模様。
3. チューニングの音
ギターで何か弾いて邪魔でもしようかと企んでチューニングをしていると、「曲よりその音が一番気になるわ」と言われたことで決まったこの項目。
隣でボローン、ボローンとひたすらチューニングしました。
チューニングの音:かすかに聞こえるが無になれば聞こえない
一応耳にはかすかに入ってきたが、覚えるのに集中しているときは無音に感じたとのこと。めっちゃ本気じゃん!(それが正解なんだけど)
4. トランプでわいわい
ちょっとやそっとの音では邪魔できなさそうなので、今度は角度を変えて、ババ抜きをしながら楽しそうにわいわいしてみました。
編集部いち寂しがりやと言っても過言ではない被験者イチマル。普段ならみんなが集まっていれば気にせずにはいられないタイプなのですが、どんなに隣でわいわいやっても目も向けません。
トランプでわいわい:ぴんくの爆笑以外は無音だった
途中でダーヤマが全然ジョーカーを引いてくれないことに爆笑していた筆者の声以外は、ほとんど何も聞こえていなかったそう。
5. うわさ話
ここまでほとんど聞こえてない、聞こえても気にならないとのことだったので、最終手段。被験者イチマルの噂話を大声でしてみることに。
こちらが台本。これなら、少しでも聞こえようもんなら気になって仕方ないはず!
うわさ話:いつ喋りはじめて終わったのかもわからなかった
肩をたたくまで終わったことがわからなったイチマル。会話の内容はもちろん、音もほとんど聞こえなかったそうです。
実験の様子を収めた動画がこちら。
社内の人間に変な目で見られるくらい、いろいろ頑張ってみたお邪魔隊。果たしてイチマルは徳川15代将軍を音声だけで覚えられたのでしょうか?
結果は・・・
全問正解!!
正直、音は聞こえなくても横目に私たちがいることで集中しきれなかったのではと思っていましたが、見事徳川15代将軍を順番通りに全員答えることができました。被験者のイチマル曰く、どんなにお邪魔隊が騒いでも音声がクリアに聞こえかなり集中できたとのこと。
難しいことはよくわからないけど、とりあえずWH-1000XM3の騒音をカットする力は凄いということがここに証明されました!筆者も使用してみましたが、名前を呼ばれてるのに気づけなくてビックリ。またノイズキャンセリング機能だけでなく、音質もかなり良くて、ギターを弾く空気感すら伝わってくるように感じました。
ムンクが浸る?
そんなノイズキャンセルヘッドホンWH-1000XM3ですが、こんな予想外なコラボ作品が登場しました。
ムンクが音楽に浸ってる!笑
数々のパロディやオマージュをされてきた名画、エドヴァルド・ムンクの「叫び」が、このWH-1000XM3とコラボを果たしているんです。これはムンク美術館が所蔵する油彩・テンペラ画の「叫び」が「ムンク展ー共鳴する魂の叫び」のために初来日することを記念して実現したとのこと。この油彩画「浸り」は、10月19日(金)からソニーの直営店(ソニーストア銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)で順次展示されるそうです。
※1・・・2018年8月30日時点、ソニー調べ。JEITA基準に則る。ノイズキャンセリングヘッドホン市場において。
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いいすねこういうの!
ほのぼのしたし読み応えもありました(*´∀`*)ノイキャン欲しいな〜
ありがとうございます!!!
このノイキャンヘッドホン、金欠おわったら私物用にもう一個買おうと思ってるくらい本当に性能良かったです♪これあると仕事も集中できます笑