SNSという舞台において一定の人気を博し続けるコンテンツ、4コマ漫画。TwitterやInstagramを見ている人にとって、1日に一度は目にする存在なのではないでしょうか。SNSで4コマ漫画を日々発信し続けるニョぺ茄子さんは先日「雲」というタイトルの漫画を公開されました。
あらすじ
「雲がわたあめだったらな…」と、なんとも可愛らしい発想を呟く魚。そんな魚を見て、うさぎは「可愛い発想しているな」と笑顔になるのですが…。
魚「雲がわたあめだったらな…」 提供:ニョぺ茄子さん
可愛い漫画かと思いきや、かなり衝撃的なオチが用意されていたこの漫画。漫画を思いついた経緯や、昨今の4コマ事情について投稿者のニョぺ茄子(@nyopenasu)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――今回の漫画はいつ、どんなタイミングで思いついたのでしょうか?
ニョぺ茄子さん:雲を見てたらわたあめだったらなあと思いました。それ自体はよくあることですが、実際に現実的にわたあめになったらどうなるんだろうと思った結果今回の4コマが思い浮かびました。
――ものすごい数の作品を生み出しているニョペ茄子さん。ネタが思い浮かばすに困ったりすることはありますか?
ニョぺ茄子さん:1年前ぐらいは結構ネタが思い浮かばなくて徹夜で考えている時もありましたが、最近は4コマに当てられる時間も増えストックもあるので困ることはそこまでないです。ただ、ゲームの発売日とかに合わせてそのゲームのネタの4コマを描きたいという時には頭抱えて考えることは今でもあります。ダクソ10周年の時当日まで知らなかったので、急いでその日4コマを考えた記憶があります。
――過去と現在で、SNSにおいてウケるギャグ漫画の傾向は変わってきているのでしょうか?
ニョぺ茄子さん:昔は勢いのギャグ漫画が主流だったと思います。勢いのギャグ漫画というのは全てのコマが全部しっちゃかめっちゃで起承転結でいう結が続く情報量がすごいギャグ漫画です。例えるならボボボーボ・ボーボボです。ですが今の傾向としては静のギャグ漫画が主流だと思います。静のギャグ漫画というのは4コマで言うなら起承転結がしっかりしていて、4コマの結には関係ないギャグを入れないような落ち着いた4コマです。例を挙げるなら犬のかがやきさんとかでしょうか。落ち着いた漫画を描いていてすごく伸びています。
――最後に、この漫画の反響には、どういった声がありましたか?
ニョぺ茄子さん:ただどちらのギャグ漫画の形が正解というのは無いと思うし面白いことに代わりはないので、勢いのギャグ漫画も静のギャグ漫画もこの先どんどん増えて行ったらなと思います。
4コマ漫画というコンテンツの現状が、とってもよくわかるインタビューとなりました。ニョぺ茄子さんは他にもたくさんの4コマ漫画を自身のアカウントで公開されていますので、気になる方はぜひチェックしてください!
作品提供・取材協力:ニョペ🍆魚の4コマ単行本発売中
Twitter:ニョペナス魚の4コマ単行本発売中
単行本:魚の4コマ
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