2児の母が語る「子供ができる前後の認識の違い」がとっても興味深い

産んだ後と前とで、それまでの常識を大きく覆えしてくるのが子供。初めての育児を経験する中で「子供」に対する意識が180度変わった…なんて方は多いのではないでしょうか。

インスタグラムで活躍されるはんちゃさんは先日「子どもができて初めて知る現実」というタイトルの漫画を公開しました。

内容

子供できてから気がついた、「産む前と後の認識の違い」を挙げていく形の今回の作品。「親の思い通りの服は着ない」「カフェでの優雅な時間はほとんど存在しない」などなど、育児経験者ならつい共感してしまうイメージのズレを合計4つご紹介していきます。

カオスなコーディネート。提供：はんちゃさん

結局家に集まる。提供：はんちゃさん

さて、ここからは投稿者のはんちゃ（@hancha_78）さんへのインタビュー。作品を描かれた思いや、外出時に苦労することなどについてお話を伺いました。

インタビュー

――今回の漫画はどのような思いで描かれたのでしょうか？

はんちゃさん：実は私、子どもができるまでイヤイヤ期という言葉を知りませんでした。子どもがグズっても、ちゃんと共感して丁寧に声掛けすれば聞いてくれるものだと思っていたんです。でも、実際に子どもが産まれてみると、自分の思う通りにはいかないもので…。あぁこりゃ大変だなって、現実を突き付けられました。想像していたよりも、子育てって一筋縄ではいかないことだらけだった。そんな自分の体験を漫画にしました。

――出産後、街中で出会うお子さん連れの方をどのような気持ちで見られていますか？

はんちゃさん：子どもができる前は、お店で怒ってるお母さんとか見ると、そこまで怒らんでも…子ども可哀想とか思ってたんです。でも子どもができると、優しく諭すばかりでは無理！綺麗事ばかりは言ってられん！ってことが分かりました。 あと晴れの日の長靴とか、プリンセスのドレスやパジャマでの登園とか見ると、 朝から一悶着あったんやろうな…。分かるよ。大変よね！って心の中で思うようになりました。

――お子さん連れの外出時、特に苦労されるのはどのような点ですか？

はんちゃさん：外出時はまず着替えの段階から戦いが始まります。丁度、うちの下の子がイヤイヤ期で…。私の着てほしい服はことごとく嫌だと。最低限、外に出てもおかしくない服を着せるのがまず大変！ 買い物に出ても、カートを自分で押したいとか、魚触りたいとか、ガチャガチャしたいとか…。かと思えば抱っこしてくれとせがんできたり。自分のペースで物事を進められないのは苦労しますね。 オシャレなカフェとか、ゆっくり食事できる気がしないので未だに入る勇気が出ません。笑

出産、育児を経験する中で、綺麗事ばかりではいかないたくさんの「現実」に気づいたと語ったはんちゃさん。子育てに関わる全ての人たちに「お疲れ様です」の気持ちを伝えたくなる投稿でした。

作品提供・取材協力：はんちゃ