今やそれが生き甲斐になっているという方も珍しくない「推し活」。そんな推しがもしも突然目の前に現れたとしたら、アナタならどうしますか?
インスタグラムで活躍されるブルーザキヤマさんは先日「お疲れ様です」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
ビジュアル系バンドの推し活を楽しんでいるブルーザキヤマさん。先日ライブ後に偶然推しと遭遇した際、とっさに「お疲れ様です」と声をかけたのだといいます。
推しに「お疲れ様です」と声をかけたブルーザキヤマさん。提供:ブルーザキヤマさん
その後すぐに自責の念に駆られたブルーザキヤマさん。推しに伝えたいことはたくさんあるにも関わらず、口を衝いて出てしまったのが「お疲れ様です」だったことを悔やむのでした。
言いたいことはいっぱいあるのに「お疲れ様です」しか言えなかった…。提供:ブルーザキヤマさん
しかし数日後、そんなブルーザキヤマさんに転機が訪れます…!
本編を読む突然の推しとの遭遇にまつわるエピソードを綴ったこちらの漫画。投稿の詳細やインスタグラムでの活動について、投稿者のブルーザキヤマ(@zakiyamanga)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタグラムでの投稿を始められましたか?
ブルーザキヤマさん:インスタのアカウントを作ったのは、2023年に「ビジュアル系バンドの推し活」をテーマにしたエッセイを描き始めたのがきっかけです。
それまではオリジナルのストーリーマンガを描いてTwitterなどで発表していましたが、エッセイだとインスタの方が読んでもらいやすいかと思って投稿し始めました。
――今回の漫画はどのような思いで描かれたのでしょうか?
ブルーザキヤマさん:推しのライブのあと、偶然推しと鉢合わせたのに緊張しすぎて「あの曲が好き」や「今日のライブ、楽しかった!」などの言葉が出てこなくて、とっさに「お疲れ様です!」とだけ言ってその場から立ち去ってしまい、すごく後悔しました。
その数日後に、たまたま聞いたラジオ(Youtube動画)で「『お疲れ様です』っていい言葉だよね」という話が出ました。
自分の中で『お疲れ様です』をイヤな言葉だと認定してしまっていたけど、少しポジティブに捉えられるようになれたので、気持ちを昇華させるためにこのマンガを描きました。
――ブルーザキヤマさんは普段どのように推し活を楽しまれていますか?
ブルーザキヤマさん:黙々と作業する時に曲を聴いたり、疲れた時は推しのSNSを見て自撮り写真を眺めたり、1~2か月に1回ぐらいライブに行ってます。
スマホの画面を推しの画像にしたり、推しと一緒に撮った写真を部屋に飾ったりして常に視界に入るようにしています。
――今後、インスタグラムを通じてどのような活動をされていきたいですか?
ブルーザキヤマさん:自分の推し活の面白エピソードや失敗談などで、1人でも多くの人に笑ってほしいなと思っています。
ビジュアル系バンドと言うと「怖い」「ダーク」「とっつきにくい」というイメージを持たれている人もまだまだいらっしゃると思いますが、ダークなバンドでもライブ中に爆笑トークがあったり、明るく楽しい曲がメインのバンドもあるので、私のマンガを読んで「いつかライブに行きたいな」と思ってくださる人がいたら嬉しいです。
発想の転換によって「お疲れ様です」の言葉をポジティブに昇華できたのですね✨ 推しと鉢合わせるなんて滅多にないことかもしれませんが、そんな時のために言いたいことをまとめておくのもアリかも…!?と思わされたエピソードでした。
作品提供・取材協力:ブルーザキヤマ(漫画)
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