アナタはお父さんとどのような関係性ですか? 関わり方は各家庭によってそれぞれ異なるものですが、中には年齢を重ねて変化が見られることもあるようです。
インスタグラムで活躍される鮫肌くじらさんは先日「お父さん」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
幼い頃からお父さんのことが苦手だったと語る鮫肌くじらさん。お父さんから否定的なことを言われることが多かったため、徐々に距離を置くようになっていったのだといいます。
学生時代の鮫肌くじらさんとお父さん。提供:鮫肌くじらさん
そんな関係性だったため、お父さんと意識的に顔を合わせないようにしていた鮫肌くじらさん。普通の会話を試みても失敗を繰り返し、いつの間にか40年の時が経過していました…。
「お父さんと話すのはもう無理なのかもしれない」と諦観していた鮫肌くじらさんでしたが…?
お父さんと普通に話すのは一生無理かもしれない。提供:鮫肌くじらさん
40年以上の時を超えた現在のお父さんとの関係性を描いたこちらの漫画。投稿の経緯や詳細について、投稿者の鮫肌くじら(@samehadakujira)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――今回の漫画はどのような思いで描かれましたか?
鮫肌くじらさん:過去の父からは想像もできなかった現在の打ち解けた関係から人生何があるかわからないと思いました。 誰にでもこんな事があるかもしれないという思いを共有したくて描きました。
――お父さんとの関係に変化が見られたのにはどのような理由があると思われますか?
鮫肌くじらさん:私の子供達の存在と自分の意見を正直に伝える様にした事だと思います。
父が子供達に対して私にしてたように扱うのが許せなくて都度言い返すようにしてました(笑)でも真っ向から言い返すとお互いに反発しあって感情的になって終わりになるのが分かっていたので、聞こえるか聞こえないか、ギリギリの声量でひとり言の様につぶやくのを繰り返しました。それがボディブローの様に効いてきたのかなと思います(笑)
ただ冗談を言いあえる関係になったのはスポーツ観戦で感動や楽しみを共有できたからかなと思います。スポーツの力もあると思います。
――お父さんと会話ができるようになった現在の心境を教えてください。
鮫肌くじらさん:どこかこころの片隅で普通に話せる様になれたらという思いはありましたが長い間無理だとあきらめていました。だから何かおまけみたいなプレゼントをもらった気分です。
お互いに年齢や経験を重ねたからこその関係性の変化ってありますよね。お父さんとの関係性の変化に胸がじんわりあたたかくなるエピソードでした😊
作品提供・取材協力:鮫肌くじら
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