実話を元にアメリカ史上最悪の汚職事件を描いた映画「ブラック・スキャンダル」。ジョニー・デップが禿げ上がった極悪非道のギャングを演じ、その鬼気迫る腹をくくった役作りで大きな話題を呼んでいます。そんな中、あの実録ギャング映画をパロディした「ブラック・スキャンダル」のファンが作った動画がネット上にアップされ、注目を集めています。まずはこちらをご覧ください。
これはまさに「仁義なき戦い」!!!
「仁義なき戦い」とは、ヤクザ同士が裏切りに裏切りを重ね、抗争を繰り返すヤクザ映画シリーズ。今なお多くのファンに愛され続けている名作中の名作です。実話を元にしているというところも「ブラック・スキャンダル」と同じですね。
あの有名なテーマ曲はもちろん、ザラついた映像で70年代を完全再現。他にもファンが思わず唸ってしまうパロディ演出が満載です。1分半の間に、ここぞとばかりに仁義なき愛が注ぎ込まれています。相当なファンが作ったに違いありません。
ジョニー・デップが演じている役は、懸賞金2億4000万円が掛けられた超大物ギャングのジェームズ・ホワイティ・バルジャー。あのウサマ・ビンラディンに次ぐFBI最重要指名手配犯です。その危険度MAXな姿は、まるで今は亡き菅原文太さんの再来。
白いテロップでくりだされる魅惑的なキャッチコピー・惹句(じゃっく)の数々。達筆一歩手前なのが味わい深いです。
ブレた画のまま止まる演出まで再現。芸が細かい!
縦書きの出演者クレジットにも胸が高鳴ります。
ベネディクト・カンバーバッチが広島弁を話しているのが、ちょっと違和感があって笑えますね。
こんな風に呼びかけられたら、もうたまりません。最後のあのキメ台詞にもぜひ注目を!
果たして、ギャング、FBI、政治家が手を組んだ「ブラック・スキャンダル」の仁義はどうなってしまうのか! パロディの元となった予告編はこちらです。
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