京都に飽きたら広島だ！「空中紅葉狩り」で体験する紅葉の名所「帝釈峡」

日本の秋といえば紅葉。赤やオレンジに染まった温かみのある景色を眺めると、肌寒さを忘れて温かい気持ちになります。
全国には紅葉狩りの名所が数多くありますが、このたび広島で普通の紅葉狩りとはちょっと違った紅葉体験ができるツアーが行われるとの情報を聞きつけ、そのツアーに同行させてもらいました。

パラグライダーで楽しむ「空中紅葉狩り」

その紅葉狩りが行われるのは、広島県東北部にある帝釈峡（たいしゃくきょう）。ここは全長18キロにわたる日本有数の峡谷で、11月中旬にもなると辺り一面の木々が真っ赤に染まり、見事なほどの紅葉を見せる名所です。

そして、ここで行われる紅葉狩りというのが、広島県が運営する仮想旅行エージェンシー広島秘境ツアーズが企画した「空中紅葉狩り」！その名の通り、空中から紅葉狩りをしてしまおうというのです。

参加者はタンデムでパラグライダーに乗り、上空を舞います！

そして、澄み切った青空から、眼下に広がる絶景を楽しむのです。

ツアーが行われたこの日、残念ながら風の影響で、帝釈峡までの空中飛行は叶いませんでしたが、帝釈峡周辺は紅葉のピーク前であったにもかかわらず、緑から黄色や赤に葉が色付きを見せていました。
神龍湖（しんりゅうこ）の穏やかな水面、そして峡谷に架かる赤い紅葉橋（もみじばし）が、始まったばかりの紅葉とのコントラストを際立たせ、心がほっとする優しい景色。

この景色も1週間ほどすると、さらに紅葉が進み、また違った景色へと変化を遂げます。

同じ場所でありながら、1日として同じ景色はない。日本の四季の移り変わりを感じさせてくれます。

 

それだけでは終わらない盛りだくさんなツアー内容

空中紅葉狩り以外にもツアー参加者は、1泊2日の旅の中で、知る人ぞ知る名所を巡ります。
こちらは国の天然記念物にも登録されている「雄橋（おんばし）」。なんと自然が長い年月をかけて削り出した天然物の橋です。

そして自然美感じる神秘の空間「白雲洞（はくうんどう）」。奥行200メートルにも渡る鍾乳洞で、洞窟内部に湧き出す水は不老の泉と呼ばれています。

 

広島県の魅力満載の広島秘境ツアーズ

パラグライダーだから見ることのできる景色、そして自然が作り出した名所の美しさは、都会ではなかなか感じることが出来ない体験です。

今回のツアーを企画した広島秘境ツアーズは、広島県が運営する秘境専門の仮想旅行エージェンシーで、実はこの「空中紅葉狩り」は今回1名限定で用意されたプレミアムツアーなのです。そのため、残念ながら一般の方が体験することは出来ないのですが、広島秘境ツアーズのウェブサイトでは趣向を凝らしたさまざまなツアーを紹介しています。

野球が終わっても、まだまだ広島から目を離しちゃダメですよ！

特設サイト：カンパイ！広島県＼(▽‾＼(‾▽‾)／‾▽)／ 広島秘境ツアーズ