剣豪として歴史上で有名な宮本武蔵。その宮本武蔵が生涯を終えた場所「熊本」。
彼はなぜ熊本を目指したのか?このムービーは宮本武蔵が熊本へ行く前夜を新解釈したお話なのです。
「くまもと 移住前夜 宮本武蔵」と題され、剣豪と呼ばれた男、宮本武蔵を演じるのは俳優・宇梶剛士さん。
実際に宮本武蔵が熊本へ移住した年齢と、宇梶剛士さんの年齢が近いとあり、生前はこんな雰囲気だったのではないか?と、思ってしまうほど宮本武蔵役を違和感なくそして、ユーモアに演じています。
そんな宮本武蔵の送別会に集まったメンバーがこちら。
「巌流島の戦い」で坂本龍馬と決闘をした佐々木小次郎もいます!
演じるのは、劇団「ヨーロッパ企画」の皆さん。宮本武蔵に負けない存在感で、役になりきりコミカルに演じています(笑)。
企画段階から参加し、色々なアイディアを出していたそうですよ!
そして宮本武蔵からの贈り物として、あの人気キャラクターも登場しているのです。
第3話の「贈り物」で、「皆に感謝をこめてこれを送ろう!!」と、お手製の熊をプレゼントした宮本武蔵。弟子からの「つく・・・作ったんですか?!」の質問に「うん☆」と、何のためらいもなく答えると・・・
「えええええ〜!手作りは重いでしょ!!!」と、悲しいことに皆をドン引きさせてしまうのですが、その贈り物がこちら・・・
「くまモン」!!
宮本武蔵とゆるキャラ・・・夢の共演です(笑)。
そしてストーリーは後半へ。
熊本県知事からのお手紙がサプライズで読まれたり・・・
飲みすぎて介抱されちゃったり・・・。
と、飲み会あるあるな展開の末に、宮本武蔵は「湿っぽいのは苦手」という理由で皆にお別れをすることなく去っていこうとするのですが・・・
「弟子ですからね。ついていきますよ熊本まで」
その言葉に、嬉しさのあまり抱きつく宮本武蔵(笑)。
こうして宮本武蔵と弟子、二人で船出をするのですが・・・
皆、お見送りに来てくれます。そこで明かされる宮本武蔵が熊本へ行く”理由”。
今から約400年前の元和5年(1619年)と寛永2年(1625年)に大きな地震がありました。そして、宮本武蔵が熊本に移住したのは寛永17年。大地震の後です。
熊本で地震があり、そしてその度に復興してきた熊本の強さを知っているからこそ、その強さに惚れ込んだ宮本武蔵は熊本へ移住したのではないか?という新解釈。
「その強さをこの目で見たい!!」と、思いを語る姿を見ていると、剣豪として強さの象徴であった宮本武蔵だからこそ事実はこうだったんじゃないか?と、思ってしまいます。
是非、宇梶剛士さん演じる宮本武蔵の声で、この新解釈をご覧になってみてください。
物語は全6話。今回ご紹介した動画はダイジェスト版なので1話から見たい方は、特設サイトで鑑賞することができます。
特設サイト:くまもと移住前夜・宮本武蔵
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