例えば農業高校の学生たちの日常を漫画化したり、細菌をキャラクター化してしまうものまで。今回ご紹介する「お山ん画」もそんな漫画の一つ。
マニアックでホッコリするタッチ!「お山ん画」
お山ん画は林野庁が発行している林野庁情報誌「林野-RINYA-」にて連載された漫画で、作者は林野庁の現役職員である平田美紗子さん。
山のことを知っている人はクスリと笑え、知らない人は「ほほう!」と楽しめる漫画です!今回は「お山ん画」、そしてそのシリーズ作品の「リン子の絵日記」から厳選したエピソードをご紹介します。
木のレスキュー隊!厄介な魔のツル植物!!
お山ん画『夏の林業作業 下刈りつる切りの巻き』
自宅の庭に雑草が生い茂るこの季節。林業においても厄介な植物たちがいるんです!そんなツル植物との戦いを描いたのが本作。ツルの種類からナタの使い方まで教えてくれます!
可愛いけれど、木にとっては天敵「鹿」
お山ん画『鹿害』
木の皮や苗木の葉を食べてしまう鹿。近年、増えすぎた鹿が山から下りてきて農作物を食い荒らすなんてニュースを時々見ますが、鹿が暮らす山の中ではもっと大変なことになっているんです。そんな鹿害の現状を分かりやすく学べます。
ハチ!ヘビ!クマ!山に行ったら気をつけろ!
お山ん画『注意動物』
ハチや毒ヘビ、クマといった危険生物との付き合い方をコミカルにまとめた本作。多くの危険生物は基本的におとなしい性格だそうですが、油断は禁物。もしハチに刺されても患部におしっこをかけてはダメですよ。
全コマ、きのこがびっしり!きのこワールド
お山ん画『魅惑のきのこ』
全編にわたってきのこづくしの本作からは、きのこがいかに変わった存在なのかを知ることができます。分類上、きのこが植物よりも動物に近いという驚きの事実や、形や色など豊富な種類があるきのこを可愛いイラストで見ることができるのですが、大量のきのこが出てくるので、集合体恐怖症の人は注意して見てくださいね。
リン子の絵日記
さらに、「お山ん画」の主人公であるリン子の子ども時代を描いた『リン子の絵日記』をご紹介。
リン子の絵日記『ウメ』
リン子の絵日記『トチノキ』
いかがでしたか?「お山ん画」そして「リン子の絵日記」。デジタルで絵を描く漫画家さんが多い現在、手描きの優しいタッチで描かれたイラストに癒されたのではないでしょうか。そして作者である平田美紗子さんの自然に対する愛情が伝わってきますね。
実は、あなたも緑化のお手伝いをしている!?
山やそこで生きる樹木、動物、そして林業を知らない方は、「ほほう!」となったに違いない「お山ん画」。でも、あなたが今までよく知らなかったとしても、無意識のうちに貢献していたかもしれません。大手コンビニエンスストア「ローソン」のレジ横に置いてあるこちらの募金箱を見たことがありませんか。
これは、「ローソングループ“マチの幸せ”募金」の募金箱!
1992年から設置されており、いままでに集まった寄付金は累計で91億円(2018年2月末日時点)。この募金箱に寄せられた寄付の一部は、「ローソン緑の募金」として、全国の緑化活動に役立てられているんです。
でも、日本はどこへ行っても山ばかり・・・。「今さら植林活動をする必要があるの?」って思ってしまいませんか?
実は緑化活動と一口に言っても木を植えるだけではないんです。
木を植えるためには、まず植える場所の土壌の整備、そして上記漫画でも紹介したツルや雑草の除去、真っすぐで上質な材木にするための間伐など、長期的な管理が必要なんです。
毎日使うトイレットペーパーを作るのに必要なパルプの原料は木ですし、日本の多くの住宅は木造建築。生きるために必要不可欠な木を守っていくことはとても大切。
「ローソン緑の募金」による緑化貢献事業では過去にこんなことも行っています。
東京都「海の森」の緑化活動
「海の森」。ここはゴミや建設発生土で出来た埋め立て地で、1960年代はゴミが詰まれ悪臭が立ち込めていた場所でした。
現在、この埋め立て地では、都民協働により苗木を植え、育てるなど、森に生まれ変わらせる取り組みを行っています。
なお、この海の森は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の会場にもなっています。
そんな海の森では、ローソンが東京都港湾局と連携して「ローソン海の森育樹活動」を行っています。
フランチャイズ加盟店オーナー・店長・従業員をはじめ、ローソン本部や関係会社の従業員とその家族が参加し、エノキやウバメガシ、クロマツなどを毎年植樹してきました。植樹は2015年秋で完了し、現在では、除草などの育樹活動を行っています。
学校緑化
学校にある既存の樹木の手入れや、新たな樹木の植樹など、全国にある学校の緑化にも募金の一部が使われています。
こちらは、東京都中野区立中野本郷小学校の「グリーンガーデン緑化事業」の様子。代表の児童がデコベリーを植栽しています。
各学年ごとに作物を栽培し、植栽場所のグリーンガーデンは自然教材として活用。また収穫された作物を、給食の材料や、理科の実験素材として使用しているそうです。
富士山ローソンの森づくり
日本のシンボル、富士山でも緑化活動が行われています。
ローソンは、公益社団法人国土緑化推進機構の協力のもと、2000年6月から森林整備活動を毎年実施しています。2009年まで植樹を行い、その後は「お山ん画」でリン子もやっていた下刈り、ツル切り、下枝おろしなどの育樹を実施しています。また、自然について学ぶ森林セミナーも行っています。
オリンピックの予定地や小学校、富士山での緑化活動に使われていた「ローソン緑の募金」。
募金の方法も様々で、ローソン店舗などに設置されている募金箱以外にも、店頭マルチメディア情報端末『Loppi』を使ったり、Pontaポイントやdポイントで募金したりすることも可能です。
人が生きる上で必要不可欠な木。そのための緑化活動にあなたも協力してみてはいかがでしょうか。
協力:林野庁 林野図書資料館 ・ 公益社団法人 国土緑化推進機構
事業内容:ローソン 緑化貢献事業への取り組み
提供:ローソン
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お山ん画のweb掲載ありがとうございます😊
ローソンさんの取り組みも素晴らしいですね✨
機会あったらイベント参加してみたいです‼️