今日フェルメール展のチケットが2,700円という話になって、「高くない?」とささださんが言うので「フェルメールを展覧会以外であの点数見ようと思ったらヨーロッパ周遊くらいが必要なので2,700円は実質タダ」という話をしました。
— やきとりい (@yotii23) November 7, 2018
実質タダ…!インパクトある言葉ですが、たしかに本来ヨーロッパ旅行でもしないとできない体験を提供していると考えれば説得力がありますね。
ちなみに「ささださん」とは旦那さんのことだそう。
こんだけバズったのに、「ささださんて誰ですか」って聞かれたのはじめてだ。すごくかっこよくて頼りになる話せば分かる系の素敵な夫です。
— やきとりい (@yotii23) November 13, 2018
「話せば分かる系の」というあたり、折々に今回のような議論を深め合うご関係なのかもしれません。何だか素敵です。
ネット上の意見は…?
サービスの価値について鋭い指摘があった今回のツイートに、共感の声が多く寄せられました!
ほんとに。10万くらいなら喜んで払うから、混まない環境でじっくりゆっくり観させてほしい。
— MA303.A @ TC tokyo 2018 (@ma303a) 2018年11月8日
FF外から失礼します。実質タダっていうのは何となく分かります。期間中に行けないと、もしかしたらいくらお金を積んでも一生見れない絵もある可能性もあるので……それなら2700円は安く感じますね。
— johnny古美門@デレステ星輝子担当 (@Zzz74867810) 2018年11月9日
ガチャ9連の値段でUR級の絵見られるから絶対お得なんだよなぁ…
— 日下部純 (@Kusakabe_Jun) 2018年11月11日
しかし、中にはささださんと同じように2700円は高いと感じている人も。
まあ高くなくもないですね
だってあの混雑ときたら
じっくり鑑賞できる可能性は皆無だから遠目にチラリと見るだけ
そう考えれば
高いとも言えます…— 広觜志保子🦐 (@widebridge1125) 2018年11月9日
私はやはり少し高めかと思い、未だに行く決心がつきません。ブックレット+ガイド付きとなしの料金設定が欲しかったです。海外に行くと考えたら安価かもしれませんが海外の美術館はフェルメール以外の名品に沢山出会えてあの値段ですから。。
— Nyaokiti (@Nyaokiti) 2018年11月9日
こういった賛否の声に対して、やきとりいさん自身がツイートへの真意を語ります。
なんかささださんがものの価値分からず屋みたいな誤解をうけてますが、ささださんの発言は「他の展覧会だと1600円くらいじゃない?」という比較の問題として発話しており、しかも「実質タダ」にも納得してくれる、話せばわかる素敵な人ですからね!(あと2700円には音声ガイドも込みなんだって)
— やきとりい (@yotii23) 2018年11月8日
だいたい人間の価値観それぞれなんだからべつに「絵をみるのに2000円は払わない」って人がいてもそれはそれなんすよ。そういう人と「ヨーロッパ周遊ですら実質タダでは?」って人とが混在してるのが世界で、べつにどっちがどうってわけでもない。
— やきとりい (@yotii23) 2018年11月8日
そうだなーもっと公的な文化予算がついて、チケット代がほんとうのタダで見られる社会になるのが望ましいとは思うけど。今そうなってないことと、「フェルメールが9点並ぶのはめちゃくちゃ価値があるすごいこと」とわたしが判断するのは別の話でいいんじゃないかなぁ。
— やきとりい (@yotii23) 2018年11月12日
どちらの考え方の人がいてもそれは当たり前。どちらが良いとか悪いとかの話ではなく、あくまで価値観は人それぞれであると述べています。
絵画も、音楽や映画も、すべての芸術には人の評価が下されますが、あくまでそれは相対的な価値基準。値段や周りの評価に左右されず、個々の芸術観を持って作品を鑑賞することが、作品に対するフラットな態度なのかもしれません。
インターネットでシカゴ美術館の5万点アーカイブが見られる時代、インターネットといえば子どもむけ技術絵本『ルビィのぼうけん』シリーズ第三作『ルビィのぼうけん インターネットたんけん隊』が12月刊行予定ですが https://t.co/UBli4VY22v 、絵画はまだリアルで見る情報量には勝てないからなぁ。
— やきとりい (@yotii23) 2018年11月8日
よし、なんという自然な宣伝!
— やきとりい (@yotii23) 2018年11月8日
普段はWebエンジニアの仕事をされているというやきとりいさんですが、翻訳のお仕事もしているそう。翻訳を行った絵本が来月発売されるとのことですので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう?
スポンサーリンク
スポンサーリンク