現在では持ってない人を探すほうが難しく、小学生でもスマホを持つような時代。
ですが便利な世の中になるのと同時に、未成年が様々な事件やトラブルに巻き込まれるケースも増えており、情報教育の在り方についての議論が日々なされています。
正しい情報教育とは何か
スマホやインターネットの危険性がセンセーショナルに取沙汰される昨今、情報教育について考えさせられるこんなエピソードが、現役の小学校教師であるトモさんから届きました。
小学生の女の子がLINEをしていると言っていた
「何に使ってるの?」
と聞くと
「昨日はね、インフルエンザの子に連絡帳とノートの画像を送ったよ」
と言っていた
そんな素敵な時代を今の子は生きている情報教育は、ネットの恐ろしさも大切だが、ネットの素晴らしさを教えるのも大切だと思った
— トモ@小学校教師 (@3wgfQOr52GFdmiU) January 24, 2019
トモさんによると、一人の女子生徒がインフルエンザで学校を休んでる友達のために、LINEを使って連絡事項や授業のノートを送ってあげたとのこと。
私たちが子供の頃は不可能だった行動が、テクノロジーの進化によってできるようになった。本来はこんな便利な使い方をするのがスマホというデバイスの目的だったはず…!
この体験を通して、ネットの恐ろしさを教えることはもちろん大切なことだけれど、それだけでなくネットの素晴らしさを教えることも同じぐらい大切であると気付かされたそう。
解説を少し
インフルエンザは、接触不可です
ですので、学校は何もしないよう指示しますしかし、長く休んでる友達を心配したこの子が自ら考えて行動しました
私の子どもの頃は不可能だった行動がテクノロジーの進化によって、できるようになったんです
だから、素敵な時代を生きると表現しました
— トモ@小学校教師 (@3wgfQOr52GFdmiU) 2019年1月25日
「LINEでなんてなんだか寂しい…」「不便を教えることも教育のうち」といった意見ももちろんあると思います。
ただし今回のケースは現在大流行中のインフルエンザ…!学校側からの指導としては当然「接触不可」。(普段は直接届けるようにしているそうですよ!)
そんな状況の中で友達のことを想い、この生徒が自ら行動を起こせたのですから、今という時代を生きる子供たちとテクノロジーの関係はより密接なものになっているのではないでしょうか。
「先生として素晴らしい姿勢」「便利なものはどんどん活用するべき」など賛同の声!
こちらの投稿にはたくさんの賛同の声が届きました。
あぁ、貴方のような分別のつく素敵な教師が自然と子どもの道徳を育むんですね…!
感激しました…!
— お蕎麦 (@dm4ggLO3CJu2Ehs) 2019年1月26日
LINEを送った優しい女の子と、色々な事を判って受け止めてくれる先生を褒めてあげたい‼
大事なのは、まずココでしょ。
— 肉じゃがの旦那 (@NikujyagaDanna) 2019年1月27日
トモさん、全くその通りだと思います!
車や包丁を「危ないから」と言って使わないのは非現実的です。脅すことが目的でなく、
便利なものを安全に使うためにこそ、
情報教育が必要ですね!— おくさん@猫好きの解説屋 (@a_okusan) 2019年1月25日
使い方次第で良いツールにも悪いツールにもなるんですよね。
なんでもかんでも「危ない」と取っ払うと本来の使い方も良い面もわからなくなり、いざ使うときに余計危険を孕むこともある。
良い面と悪い面を両方提示した上で使わせ、危ない橋を渡りそうになったら軌道修正してやるのが教育だと思います。— 長門(ながと)の男 @ツイッター大喜利戦力外通告目前 (@nagadan1988) 2019年1月25日
テクノロジーの進化によって、日々便利なツールが生まれていく時代。
子供たちには良いところも悪いところもしっかりと伝え、正しく活用できるように教えてあげることが私たち大人の役割なのかもしれませんね!
たくさんの反響、ありがとうございました。
今回のツイートは、子どもの優しさと、それを実現させたテクノロジーの進化として読んでいただけたら幸いです。
子どもの未来を明るくするのは、今を生きる私たち大人だと思います。
子どものステキな未来のために、頑張ります。
— トモ@小学校教師 (@3wgfQOr52GFdmiU) 2019年1月26日
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