子供にスポーツや楽器などを習得させるときに重要になってくるのが親の指導方法。興味を失わせてしまったり、練習を強いたりしてしまってはなかなか上達することはありません。
さて、先日漫画家のにゃにゃさんは、母の教育方針を綴った漫画を自身のブログにアップしました。
3歳の頃、ピアノの先生を自宅に招いて日々レッスンに励んでいたにゃにゃさん。しかし、手の小ささと筋肉の病気が原因で思うように上達しなかったそうで…。
悔しさとやるせなさから泣きながら練習を続けるにゃにゃさんに「楽しくなかったら、やめればいいんだよ?」と伝えるお母さん。頑固だったにゃにゃさんは「やめない!」と返すのですが、続けて「だったら少し休憩しよう?」と提案します。
楽しくなかったらやめればいい。提供:にゃにゃさん
「疲れたら少し休憩して、また頑張ればいい」ということを学んだにゃにゃさん。少しの休憩は思ったよりも長く続いたようで、やがてピアノは棚として生まれ変わったそうな…。
棚になったピアノ。提供:にゃにゃさん
学びの機会は与えるけれども、嫌なことを強いることはしない——素敵なお母様の教育方法を綴ったこの漫画には「ちょっと休憩するって言葉、凄くいいですね」「無理をさせない優しい言葉」などのコメントが寄せられました。
インタビュー
投稿者のにゃにゃ(@kurumaisu_nyanya)さんにお話を伺いました。
――いつから、どのようなことがきっかけで漫画を書き始めたのでしょうか?
にゃにゃさん:2018年の秋から漫画を書き始めました。持病の筋肉の病気の進行を感じはじめたのがきっかけです。
「できないこと」よりも「できること」に目を向けていたい…!そう思った時に、今の自分にできる“絵を描くこと”を通して沢山の人に笑顔を届けたいという夢が芽生えました。その夢の実現への第一歩として思い付いたのが、漫画を発信することでした。
――お母様は、どんな教育方針をお持ちの方でしたか?
にゃにゃさん:母自身が勉強嫌いなため、決して教育熱心ではありませんでした。
ただ、何か私が興味あることができた時には、「とりあえずやってみればいいんじゃない?♪」と背中を押し、できそうになくて辛い時には、「無理しなくてもいいんじゃない?♪」と背中を撫でてくれるような母でした。
――この経験から学んだことなどあれば教えてください。
にゃにゃさん:努力することは大切だけれど、嫌々やることはやっても身にならないことを感じました。今の漫画制作も同じですが、何かを続けるにはまず自分が楽しむことが大切であると学びました。
――最後に、今後、どういった活動に取り組んでいきたいですか?
にゃにゃさん:漫画の書籍化、アニメーション配信、イラスト・似顔絵制作、LINEスタンプ制作などなど…取り組みたいことはいっぱいです。私の作品がブログやインスタから飛び越えた場所で、より多くの方々の日常にちゃっかり、ひょっこり、ひっそり溶け込み、誰かの笑顔に繋がれば幸せです♪
興味があることは進んで経験させて、思うようにいかない時にはその気持ちに寄り添ってくれるにゃにゃ様のお母様。そんなお母様のもとで育ったからこそ、好きなことを一生懸命に続けられる今のにゃにゃさんがいるのかもしれませんね。
作品提供・取材協力:にゃにゃ♿
ブログ:車イスにゃにゃのにゃんのその絵日記
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ママさんは無理強いせず気持ちをいつも考えてくれる、にゃにゃさんの一番の味方ですね。
しかも高価なピアノに第二の人生を。
素敵な棚へと変貌させるだなんて、やはりママさん只者ではありません。
そして素直に甘えられるにゃにゃさんも偉い!
お互いの信頼関係が成り立っているからこその素敵なエピソードだと思います♪
笑うメディアクレイジー担当者様!
今回はインタビューまで掲載してくださるだなんて!
もう、金メダルあげます!!!
にゃにゃさんもインタビューありがとうございました!!!
書籍化、アニメ化などなど。
にゃにゃさんの夢をこのこたつねこ。
うざ可愛いファンとして目一杯応援させていただきますよ〜!
…にしても、にゃにゃさんの顔面リアクションはやっぱり秀逸すぎる…。