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ボニー・ウェア(Bronnie Ware)さんは苦痛緩和治療を施す施設にて長年働いてきました。彼女が看護する患者たちは、余命たった3〜12週間の人たち。
そんなボニーさんは、余命数週間の患者たちから「人生で後悔したこと」を頻繁に伝えられていたようで、彼女によると人間が亡くなる際に悔やむことは次の5つが多いそうです。
1. 「周囲の期待に沿うのではなく、自分の望んだ人生を歩むべきだった。」
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この言葉は、ボニーさんが看護した患者の中で最も頻繁に口にされたものでした。命が絶とうとしている時に人生を振り返ると、どれだけの夢が叶わずに終わっていったかがよくわかります。
今、あなたが抱いている夢を尊重することはとても大切です。心身が健康でなくなってしまえば、時すでに遅しです。健康な身体を失って初めてその大切さに気付くということがないようにしたいですね。
2. 「あんなに働くべきではなかった。」
これはほとんどの男性患者が口にした言葉だそうです。彼らは、仕事に時間を費やしたせいで子供や妻と時間を過ごすことができなかったことを悔やみます。
生活をシンプルにし、正しい選択を繰り返すことで、あなたが必要だと思う収入がなくても幸せに生活できるようになります。人生に余裕を持つことで、もっと幸せになることができ、そしてあなたに合った機会にも恵まれるようになります。
3. 「自分の感情を表現する勇気を持つべきだった。」
周囲との仲を壊すことがないように、多くの人は自分の感情を抑えようとします。その結果「まぁまぁ」な人間になってしまい、自分が本当になりたかった人間になれません。もっと自分を正直に出すことで、あなたの人間関係はより良く、そして健康的なものになります。もし正直に感情を表現したことで失ってしまった関係があれば、それはあなたにとってはいいことなのです。
4. 「友人をもっと大切にするべきだった。」
私たちは古い友人たちの存在をないがしろにしてしまうことがあります。多くの人が自分の生活に精一杯で、大切な友情を忘れてしまうのです。亡くなる間際の人たちは、昔の友人と会わなくなってしまったことを後悔するとボニーさんは言います。人生が終わりに近づくと、大切だと思うようになってくるのは「愛」と「友情」だけなのでしょう。
5. 「もっと自分を幸せにしてあげればよかった。」
多くの人は、幸せは自分で選び、そして作り出すことができるということに最後まで気付きません。昔からの習慣に慣れてしまい、自分が一番楽な状態にとどまってしまうのです。変化に対する恐怖が、自分を現状でとても満足していると勘違いさせてしまうかもしれませんが、心の奥底には自分が本当に求めている幸せな人生があるはずです。
ボニーさんは話をこう終えます。
「人生は選ぶことができます。そしてその人生は他の誰のものでもなく、あなたの人生。丁寧に、賢く、そして正直に選びましょう。そうすれば幸せという選択肢が選べるようになるはずです。」
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