するべきだとは分かっていても、なかなか決心がつきにくいのが断捨離。「まだ使うかもしれないから…」「思い出の詰まった品だから…」という思いを頭から振り払うのは、とても大変ですよね。
インスタグラムで活躍されるAyumiさんは先日「思い出の断捨離」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
先日、断捨離のために食器棚を見渡したところ、今は亡きお祖母さんの宅にあった食器を発見したAyumiさん。
祖母の食器を発見。提供:Ayumiさん
「思い出のものだから…」と取っておきそうな場面ですが、Ayumiさんはある理由から断捨離することに決めたのだと言います。
食器を捨てることを決意。提供:Ayumiさん
断捨離する際の考え方についてを綴ったこの漫画。作品を描かれた描かれた思いや、漫画の考え方に気がついたタイミングについて投稿者のAyumi(@ayumis4children)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を描き始めたのでしょうか?
Ayumiさん:気持ちを吐き出すための絵日記は昔から紙と鉛筆で個人的に描いていました。
ある雑誌で面白い育児漫画を描いていた方がいて、その方がインスタという媒体で投稿しているのを知って興味を持ち、デジタルでも描いて投稿してみようと思ったのがきっかけです。3年くらい前でしょうか。。。
――今回の漫画は、どういった思いで描かれましたか?
Ayumiさん:家の中と心がざわついていたので断捨離を始めたいと思いました。
その中で、いつも心に引っかかっていた祖母宅から持ってきていた物たちにもついに目を向けることになり、気持ちの整理がついたことを描いてみようと思いました。
――「気持ちが重たくなる思い出の物を持っていたら本末転倒」…こちらの考えには、どういったタイミングで気づいたのでしょうか?
Ayumiさん:祖母を思い出したくて祖母宅から持ってきたものたちなのに、持っていて心が重たくなってはお互いに嬉しくはないはずだと気づきました。
もとは祖母が持っていたものなのだから、私に合わなくても不思議はないし、使っていて(所有していて)気持ちの良いものは感謝しながらそのまま持てばいいし、合わないなと思ったものは思い切って手放せばいいよね、という思考になれたので手放しました。
「ものを手放したところで、思い出や感謝までなくなるわけではない」と語ってくれたAyumiさん。断捨離を進める時に頭に留めておきたい、本質をついた考え方ですね。
作品提供・取材協力:Ayumi@コミックエッセイ
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