その物語の登場人物は、おじさんと学生。年齢や職業もまるで違う二人は、お互いの名前すら知りません。毎朝の電車で同じ車両に乗っている。ただそれだけの顔見知り程度の関係だったのです。しかし二人の間に思いもよらない展開が訪れるのです。
その一部始終を見ていたという、べいたんさんのつぶやきがこちらです。
いつも朝の電車で座って眠っているおじさんと、その前に立つ1人のスマホをずっと見てる学生みたいな人が同じポジションにいるんだ。
ある日、いつも起きるはずのおじさんが起きなくてその学生くんがさり気なく足をぶつけて起こしてあげて、ギリギリで何とか電車を降りて行ったんだ【続く】
— べいたん@Splatoon (@Iari0a) August 9, 2016
@Iari0a 翌週くらいに珍しく学生くんが友達と一緒にいて、「お前早くPS4買わないと本当に友達いなくなるぞ(笑)」みたいな話してて「どうしてもお金ない」みたいなことも言ってて。
おじさんは相変わらず寝てた。それは翌日に起こったんだ。
— べいたん@Splatoon (@Iari0a) 2016年8月9日
@Iari0a (僕が見た限りでは初めて)おじさんが電車に乗った時に起きてて大きな荷物を抱えてたんだ。紙袋も一緒に。
学生くんは相変わらずずっとスマホを見てたんだけど、おじさんが降りる駅の手前でおじさんは立ち上がって言ったんだ。— べいたん@Splatoon (@Iari0a) 2016年8月9日
@Iari0a 「あの時は起こしてくれてありがとう。大事な会議に遅れずに出ることができたよ。もう地方に転勤になるのでこれでお別れだ」って言って紙袋を渡したんだ。
中身はPS4で僕も学生くんも驚きで。おじさんは「では」って言って降りて行った。翌日からその席には他の人が座ってた。
— べいたん@Splatoon (@Iari0a) 2016年8月9日
こんなことってあるの?思わずそう感じてしまうこの神展開!
声をかけるのをためらって、足をぶつけたシャイな学生と、うっかりものだけどとても優しいおじさんの姿が浮かびます。おじさんは学生が起こしてくれたことに気付いていたんですね。そして学生が欲しがっていたゲームのことまでちゃんと覚えていた。
言葉を交わすことはなくとも、毎日同じ車両で見かけているうちに、友情にも似た関係性が生まれていたんでしょうか。
この心温まる物語にはたくさんのコメントが寄せられています。
@Iari0a おじさん…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
— 漣たるとたんく (@tarttanktank) 2016年8月9日
@Iari0a @foxbatMiG25PD ( / _ ; )イイハナシダナー
— 神奈川3.6㎞ (@E233_8000_N) 2016年8月17日
心温まる出来事ですなぁ(≧▽≦) https://t.co/uiKjbv6g5A
— まもる@スイカ (@mark_mamo) 2016年8月10日
色々下衆の勘繰りしちゃうけど良いね。https://t.co/Qxk1TXwdtq
— くすのき@酒 (@kusunoki666) August 16, 2016
こんな優しい光景が実際に起きるなんて、ネタではないのかと疑ってしまいますが、それは無粋。
相手から助けを求められなくても、こちらから手を差し伸べる。勇気がいる行為ですが、きっとそれがプラスの連鎖を生む。そんな心温まるお話をご紹介しました。
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