もうすぐ梅雨。これからくると思うと少し憂鬱な気分になりますよね。そんな元気が無い時、僕は大好きな駄菓子を食べます。駄菓子ってなんであんなにおいしいんですかね?僕が駄菓子を食べてるときは基本的に元気を欲してると思ってください。そして特に好きなのがこれ。
これうますぎ。そして安すぎ。
ちなみ僕はこれを10枚単位で買い、この量も「あれ俺いつ食べたっけ?」と思うくらいのスピードで食べるほど好きです。あとこの「さん」の後に「太郎」をつけるクセしかないネーミングセンスもめちゃくちゃ好きなんです。
でも一つだけ困るのが職場で食べにくいという点です。飴やガムなどの音の出ない物は食べやすいのですが、蒲焼さん太郎はなかなかの難易度を誇ります。
そして蒲焼さん太郎はこの形でしか売られていないのです。つまりこれを職場でバリバリと食べるしかない。でもどうにかして職場でこれを食べれるようにならないと職場で梅雨を乗り切れないんです。
「いや乗り切れるでしょ」とか正論は本当に言わないでほしい。というわけで今回は職場でも食べやすい蒲焼さん太郎を勝手に作ってみます。
会社でみんなが食べているお菓子を調査
まずは他の人のデスクに置いてある「職場で許されているお菓子」を調査していきます。
のど飴
まず最初に見つけたのは営業のOさんのデスクにあったのど飴。これはのどのケアををする上に一口で食べれて音もしないというこの世でもっとも公的に許可されたお菓子ではないでしょうか。
ちなみに「こののど飴って誰のですか?」と聞いたところ「誰のでもない。勝手に食べていい」というまさかのフリー素材のど飴でした。
おしゃぶり昆布
続いてはアルバイトのKさんのデスクにあったおしゃぶり昆布。
これも一口で食べれて口寂しい時いいですよね。横のスマホ、画面を保護するためのガラスフィルムがバキバキになってると思ったのですが、聞くと「いや、普通にスマホもバキバキです」とのこと。
なんでバキバキのスマホにバキバキの保護ガラスフィルムを張ってるのかは怖くて聞きませんでした。
ボトルガム
もっとも多かったのがこれでした。やはりガムは空腹を紛らわすこともできるし、集中力アップするとも言われてますからね。
というわけで今回は、会社のデスクに一番置いてあったボトルガムに習い、蒲焼さん太郎のボトルタイプを作ります。
蒲焼きさん太郎のボトルタイプを作る
冒頭でも言った通り蒲焼さん太郎のボトルタイプは存在しません。でも欲しい。だったら作ればいいじゃない。スケールの小さいマリーアントワネットみたいな発言お詫び申し上げます。まずは蒲焼さん太郎を入れるボトルを入手します。
丁度近くにボトルガムをあと少しで食べ終わりそうな方がいたので、無理矢理食べてもらい空のボトルを手に入れることができました。そしてボトルに入るように蒲焼さん太郎を一口大に切れば完成なのですがさすがに無地のボトルでは味気なさすぎる。
包装を作成する
というわけで無地のボトルを蒲焼さん太郎のボトルタイプにするために包装を作ります。まずは蒲焼さん太郎をスキャンします。
蒲焼さん太郎にしわがすごいできるので何度も何度もスキャンしました。もし蒲焼さん太郎をしわなくスキャンする仕事があったら発狂すること間違いないだろうなと無駄な想像が膨らみました。
そしてとりこんだ画像を使い、蒲焼さんの成分表とパッケージを合わせた画像を作成しました。
これを貼れるようにシール用紙に印刷します。
するとこんな感じに。ボトルの上部に貼り付けるシールもついでに作成しました。
そして空のボトルに貼り付けて完成したのがコチラ!
蒲焼さん太郎ボトルタイプ!!!
ついに夢の非公式商品が誕生しました。世界に一つだけの蒲焼さん太郎ボトルタイプです。想像以上のクオリティに仕上がり、にやにやがとまらず周りの人間はおそらく引いていたことでしょう。
開くとこんな感じ。一口大に切られた蒲焼さん太郎が大量に入っています。これだけ入っても130円です。繰り返します。これだけ入っても130円です。
そして実際仕事をしながら食べてみました。
絶対ばれないなこれ。
見てくださいこのデスクとの馴染み具合。「こういう商品ありますけど?」みたいな感じでパクパク食べれます。これで違和感なく会社で蒲焼さん太郎をつまむことができるようになりました。
みなさんもどうしても職場で食べたいお菓子があったらこの方法を実践してみてはいかがでしょう?
最後に一つだけ。およそ半日ほど経過すると、蒲焼さん太郎同士がくっつき固まるので取り出すのが非常に困難になりますのでご注意ください。
ではまた~。
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