そんな粉薬を子どもたちが嫌がることなく飲めるようにと作られたのが、龍角散の「おくすり飲めたね」。甘く味付けされたゼリーに包んで、粉薬を飲んでもらうという画期的な商品だ。
そこでふと思ったことがある。もしかしたら嫌いな食べ物も「おくすり飲めたね」で克服することが出来るのではないかという疑問。
子どもにとって粉薬とは、子どもの嫌いな食べ物有力候補ピーマンに匹敵する不味い存在。それを克服出来るのなら、嫌いなものだって克服出来るに違いない。
「おくすり飲めたね」で好き嫌いを克服する
こーん VS プリン
普段なんでも食べるこーんだが、彼女が唯一苦手とする食べ物がある。それは何とプリン。
本人曰く、玉子なのに甘くて、かつゼリーみたいな食感がダメなんだとか。
早速「おくすり飲めたね」でプリンを食べてもらうことにした。
スプーンに「おくすり飲めたね」を敷き、プリン。再度「おくすり飲めたね」でプリンをコーティングする。
こーん:「アーン!」
こーん:「あ、プリン分かんない!イチゴの味で分かんないです!」
結果:「おくすり飲めたね」を使ったらプリンを食べることが出来た。
イチマル VS 納豆
クセの強い食べ物が苦手なイチマル。関西出身ということもあって納豆が大の苦手。
親の仇かというくらいに、かき混ぜられる納豆
そして「おくすり飲めたね」でコーティング
イチマル:「嫌やなー」
イチマル:「あぁ、まあ。はい。」
結果:反応はちょっと怪しい。
サイトー VS サバの味噌煮
海なし県埼玉で生まれ育ったせいなのか、筆者は魚介類全般が苦手だ。特に光ものが食べられない。今回はコンビニで購入することが出来たサバの味噌煮で挑戦した。
サバもコーティング。
がしかし、サバがデカい・・・。
サイトー:「は!」
サイトー:(サバがデカくて、飲み込めない・・・)
サイトー:(むりぽい)
結果:サバがデカかったため、噛んでしまった。噛んだ瞬間、甘いゼリーと生臭さが混じり合った風味が口内に広がり、喉が拒否。飲み込めなかったので克服ならず。
「おくすり飲めたね」チャレンジ 延長戦
二名はかろうじて、苦手な味や食感を感じることなく飲み込むことが出来たが、筆者はダメだった。
原因として考えられるのはただ一つ。サバがデカかったから。
きっと小さく切った状態だったら、苦手な生臭さを感じずに飲み込むことが出来たに違いない。
そこで、延長戦と称して、もう一度「おくすり飲めたね」で好き嫌い克服に挑む。とはいえ、またサバでチャレンジしても芸がないので、今回は激辛ソースとして、その邪悪性が有名な「デスソース」で再チャレンジすることにした。
比較的、辛い物が好きな筆者だが、このデスソースはその範疇ではない。辛味というか、ただただ痛いだけのソース。
筆者の時だけ、量が多い・・・。
結構な量コーティング漏れしているが、このままいく。
サイトー:「リベンジ!(辛いけど意外と・・・)」
結果:飲めた!
思っていたよりは、カプサイシンの刺激を感じることなく、飲み込むことに成功。このデスソースの刺激をカバーしきれたということは、大概のものなら「おくすり飲めたね」で克服出来ると言えるだろう。
「おくすり飲めたね」をゴクゴク飲む筆者
ただし、翌日のトイレで肛門は死ぬ。
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