【突撃！群馬のブラジルタウン】サッカーが下手なブラジル人を探せ！！

みなさん、サッカーを見ていてこんな風に思ったことはありませんか？

ブラジル人ってサッカーが上手すぎじゃない？

確かに他にもサッカーが強い国はありますが、ブラジルにはレベルの違う文化的な定着感を感じるのは僕だけでしょうか？

街の至るところでストリートサッカー、海ではビーチサッカー、ファミコンではジーコサッカー。。。

そんなイメージのある、サッカー大国ブラジル。

ただ、僕には昔からこんな疑問がありました。

いかに人気とはいえ、野菜が食べれない八百屋の息子（僕）がいるように、サッカーが苦手なブラジル人だっているのではないでしょうか？

今回はそんな疑問を検証するのですが、最終サッカー歴が小学校の20分休みの僕は、クレイジー内では無類のサッカー好きとして知られるシンリー青山さんに協力を依頼することにしました。

群馬県のブラジルタウン大泉町へ

到着しました、群馬県邑楽群大泉町です。

この町には大手企業の工場があり、外国人労働者を積極的に受け入れてきたという歴史があります。そのため、人口41899人中、外国人が7466人。なんと17%が外国人であり、なかでも10%近くがブラジル人だという、日本でも最大のブラジリアンタウンなのです。

「サッカー下手なブラジル人たち出てこいやー！」

と意気込み、ブラジリアンなスーパーへ乗り込んで行った青山氏。

しかし、店内に入ると急に和やかな表情になる青山氏。

そう、店員がめちゃくちゃ美人だったのである。

青山「あの...ブラジル人さんとサッカーがしたいんですけど、どこか公園とかいい場所はありませんか？」

美人「あるよー♪あと、ブラジルフットサルセンターってのがあるから、関係者の大城さんって人の連絡先教えてあげるね♪」

美人な上、こんな性格が良いだなんて...。

神はつくづく不公平だと思った瞬間だった。

初のサッカーを通した接触

ということで、教えてもらった公園に移動。すると、ブラジル人親子っぽい人影を発見。

青山「へいへい！」

話しかけることもせず急に親子に向けてサッカーボールを蹴りだした青山氏。

そして、一点の疑問もないかのように、すんなり蹴り返すブラジル人親子。

青山「ありがとうございます！お父さんお名前は？」

？？「大城デス！」

とまさかのさっきお姉さんに連絡先を教えてもらった大城さんだったことが発覚。フットサル場にくるようにお誘いを頂くも、開始が夜になってからということで一旦断念。

一旦スーパーへ戻り作戦を練り直すことにした。

リフティングをしてもらう

ということで、スタート地点に戻った我々。
例の美人のお姉さんに撮影の許可をもらい、更にポルトガル語で紙にメッセージを書いてもらった。

「você pode fazer embaxiadinha（リフティングしてください）」

ということで、調査方法をテクニックが見えやすいリフティングに切り替え、スーパー前でブラジルの方々に片っ端から声をかける作戦。

青山「大丈夫？猿岩石みたいになってない？」

という青山氏の不安をよそに、早速1人目が捕まりました。

1人目:男性1

イケメンブラジル人登場。それではリフティングをお願いします。

「え、、、普通にうまいやん。。。」

普通にサッカーのうまいブラジル人だったことに、不満げな表情を隠せない青山氏。

2人目:男性2

またしても、どこかうまそうな雰囲気のある若者が登場。

リフティングをお願いします。

「こいつも普通にうまいやんけ。（やたら明るくて良いやつやし...）」

イメージ通りサッカーが上手なブラジル人に再び凹む青山。

3人目:男性3

今回のおじさんはだいぶオボついていない様子。

ついに下手くそなブラジル人発見かと表情が緩む青山。

「あ、ちなみに僕トルコ人だけどね♪」

青山「ブラジル人ちゃうんかい。」

まさかの展開に青山氏、そろそろ限界。

4人目:男性4

今度こそはブラジル人、且つ、サッカーはあまり得意ではなさそう。

しかも名前は名サッカープレイヤーと同じロナウド。

これは完璧!!と表情が緩む青山氏。

ロナウド「リフティング苦手でごめんね。僕ミュージシャンなんだけどCDあげるよ」

とおもむろに自分のCDを取り出し、サインまでしてくれたロナウドさん。
ロナウドさんのライブの模様はこちら

青山「気づいてたけど、ブラジル人たち全員良い人すぎて、もう下手くそを笑う気にもなれへん...」

と、取材中の数々のふれあいで人として成長した様子の青山氏。

そんなこんなで、取材を続けていると続々と優しいブラジル人の方々が集まってくれ、青山氏も軽いモテ男状態。

最終的にはブラジルの子供とサッカーをさせてくれるという学校職員の方まで現れる始末（日程が翌日だったため断念）。

「どこまで優しいんだ、この人たちは...」

と圧倒されていると、あっという間に

〜取材終了のお時間〜

結論

ということで今回の結論！

ということになりました。

サッカーのレベルが高かったのは勿論のこと、何より驚かされたのは皆さんが仏のように優しかったこと。何から何まで笑顔で協力してくだった皆様、本当にありがとうございました。

最後に動きの硬いシザースをする青山氏のgifを置いておきます。