今回は東京都内でも特に人気の路線である山手線沿線に絞って、駅周辺の犯罪発生件数(警視庁平成29年度町丁別犯罪認知件数)が低い順に10箇所ご紹介します!
第10位:西日暮里駅(荒川区)
西日暮里駅は、JR京浜東北線、JR山手線、東京メトロ千代田線、都営日暮里舎人ライナーの4路線が通る便利な駅で、全体としての犯罪件数は98件と山手線沿線では10位にランクイン。
西側と東側でガラッと街の雰囲気が違っており、西側には閑静な住宅街が広がりますが、東側は歓楽街があり犯罪件数が多くなっています。
荒川区の治安・教育事情
荒川区には、地域の防犯拠点として区内4箇所に安全・安心ステーションを設けたり、街灯への防犯カメラの設置を進めるなどの防犯対策を進めており、犯罪発生件数は年々減少傾向にあります。
また、区立小学校24箇所、区立中学校10箇所と教育施設も充実。小中学校ともに学校選択制度を実施しているので、子どもに合わせた教育をすることができそうです!
第9位:代々木駅(渋谷区)
代々木駅は新宿からも徒歩圏内で、JR山手線とJR中央本線、そして都営大江戸線が走る、抜群のアクセスを誇る駅です。
都内主要駅にも近く、非常に便利な代々木ですが、上記の通り隣駅が新宿で徒歩圏内にも関わらず比較的犯罪件数は少なめで、10位の西日暮里と1件差の97件で9位にランクイン。
渋谷区の治安・教育事情
渋谷区では、暴行事件や万引きなどの軽犯罪や若者をターゲットにした事件が多く、子どもがいる家庭には少し不安な面も。しかし、実際には渋谷駅周辺での犯罪件数が区の4分の1近くを占めており、他のエリアはそこまで治安が悪くありません。
区内には区立小学校が18箇所、区立中学校が8箇所あり、有名私立一貫校も点在しています。
第8位:御徒町駅(台東区)
御徒町駅といえば、アメ横と呼ばれる商店街で中継される年末恒例の叩き売りがもはや風物詩化していますよね!そんな活気あふれる御徒町周辺には庶民的な飲食店から飲み屋、食料品店、衣料品店までなんでもあります。
週末は観光客でごった返すほどの混雑具合ですが、意外にも犯罪件数は少なく総評して治安はいいといえるでしょう。
台東区の治安・教育事情
観光地で賑わう上野や浅草周辺の犯罪件数が多い台東区では、安全対策として子どもに関係する施設を中心としたパトロールや防犯用品の貸与、設置費用の助成活動を行なっています。
区内には区立小学校19箇所、区立中学校7箇所あり、グローバル化に適応できる子どもを育てるための英語教育に力を入れています。
第7位:目黒駅(品川区)
おしゃれな街として知られる目黒駅は、「住みたい街ランキング」の上位常連としても有名ですよね。西口、東口両側とも少し歩くと閑静な住宅街が広がり、全体的に落ちついた雰囲気に包まれています。
しかし、カフェや飲食店は多く、帰宅時に真っ暗なんてことはありません。家賃・物価ともに少々高めですが、そのためか犯罪件数も76件と少なく、特に心配なく住めるはずです。
品川区の治安・教育事情
平成29年の犯罪発生件数2,792件と治安の良い品川区。子どもの安全対策に力を入れており、GPS機能付の緊急通報装置の配布、登下校時に合わせて安全活動をするなど、子どもが外にいる間も安心して生活できそうです!
区立小学校31校、区立中学校9校、さらに義務教育学校を設置するなど時代に合わせた教育施策を進めています。
第6位:鶯谷駅(台東区)
鶯谷といえば、少々いかがわしいお店が密集していることで名が知れている駅。しかしそれは北口の一部地域に限った話で、意外にも少し足を伸ばせば閑静な住宅街が広がっています。犯罪件数も73件と少なく、夜の北口にさえ気をつければそれなりに安全に過ごすことができます。
台東区の治安・教育事情
観光地で賑わう上野や浅草周辺の犯罪件数が多い台東区では、安全対策として子どもに関係する施設を中心としたパトロールや防犯用品の貸与、設置費用の助成活動を行なっています。
区内には区立小学校19箇所、区立中学校7箇所あり、グローバル化に適応できる子どもを育てるための英語教育に力を入れています。
第5位:巣鴨駅(豊島区)
JR山手線以外にも都営三田線が通る巣鴨駅は、以前まで"お年寄りの街"というイメージが色濃く残っていましたが、近年では家賃・物価の安さが目を引き、年齢問わず人気の街になりつつあります。
とげ抜き地蔵通商店街は、土日だけでなく平日も観光客や地元の人で混雑していますが、治安はかなり良く、犯罪件数は58件と落ちついています。
豊島区の治安・教育事情
豊島区は、繁華街として賑わう池袋駅周辺での犯罪件数が多くなっていますが、巣鴨や駒込などの下町や高級住宅街もあるため、住む場所を選べば治安は問題ありません。
区内には区立小学校22箇所、区立中学校8箇所あり、学校図書館の充実やトライアルスクール、自然体験活動、健康教育といった教育施策への取り組みが進められています。
第4位:田端駅(北区)
田端駅はコンパクトにまとまった街です。JR山手線以外にJR京浜東北線が通っているので交通の便も非常に良く、下町の雰囲気が漂う静かな住宅街としての色が濃く残っています。また、駅周辺には小学校が2校あり、地域の目も行き届いている印象があります。
そのため一人暮らし・ファミリー向け双方にとって住みやすい環境と言えるでしょう。そんな田端の犯罪件数は56件で、山手線沿線全体では4位という上位に位置しました。
北区の治安・教育事情
北区の平成29年の犯罪発生件数が3,157件。365日24時間パトロールや振り込め詐欺に対する注意喚起をしたり、子どもの安全のために安全対策教材を作成して防犯教育にも力を入れています。
区内には区立小学校35箇所、区立中学校12箇所。老朽化対策と教育環境を整える目的で、計画的に学校の改築が進められているので、子どもの生活環境も心配なさそうです!
第3位:目白駅(豊島区)
新宿まで7分、池袋まで3分という中間に位置する目白には、駅を出てすぐ学習院大学や目白幼稚園があり、周辺にも多くの学校が存在しています。そのためかファミリー向けの物件が多くあり、実際に住宅街には一軒家が多く立ち並んでいます。
そんな目白駅の犯罪率は50件と低めで、緑も多く落ちついた雰囲気があるので子育てにももってこいです。
豊島区の治安・教育事情
豊島区は、繁華街として賑わう池袋駅周辺での犯罪件数が多くなっていますが、巣鴨や駒込などの下町や高級住宅街もあるため、住む場所を選べば治安は問題ありません。
区内には区立小学校22箇所、区立中学校8箇所あり、学校図書館の充実やトライアルスクール、自然体験活動、健康教育といった教育施策への取り組みが進められています。
第2位:浜松町駅(港区)
浜松町はJR山手線、JR京浜東北線、東京モノレールの3路線が通る駅です。港区ということで家賃の相場はかなり高めですが、他の区内近隣駅よりは安めに設定されています。
街はどちらかと言うとオフィス街が広がっており、平日は道行くサラリーマンを数多く見かけますが、土日はとても静かでゆったりとした時間が流れるなど、また違った顔を見せてくれます。
そのため犯罪件数は44件と、治安は非常に良く、そういった面では街選びの有力候補になるでしょう。
港区の治安・教育事情
港区は、品川や六本木、新橋周辺の人が集まるエリアの治安があまり良くありませんが、有名人やセレブが住む静かな住宅街もあり、一概に治安が悪いとは言えません。
区内には区立小学校18箇所、区立中学校10箇所があり、学校選択希望制を実施しています。また、青少年育成に力を入れており、協議会が青少年問題への施策を進めています。
第1位:駒込駅(豊島区)
山手線沿線で犯罪件数が一番少なかったのは、駒込駅でした。東京メトロ南北線も通る本駅は、他の主要駅へのアクセスも抜群。スーパーも多いので、普段の買い物には困らないでしょう。駅周辺に広がる住宅街にはファミリー向けの物件が多く、戸建ても多く並んでいます。
また美しい自然が有名な六義園などもあり、どちらかというと落ちついた住環境と言えます。犯罪件数は39件で、大きな事件もなく安心して暮らせそうです。
豊島区の治安・教育事情
豊島区は、繁華街として賑わう池袋駅周辺での犯罪件数が多くなっていますが、巣鴨や駒込などの下町や高級住宅街もあるため、住む場所を選べば治安は問題ありません。
区内には区立小学校22箇所、区立中学校8箇所あり、学校図書館の充実やトライアルスクール、自然体験活動、健康教育といった教育施策への取り組みが進められています。
最後に
都内を一周する線だけあって、各所へのアクセスは抜群の山手線。その分家賃相場は高めですが、目白駅のような治安の良さと自然の多さが両立する場所もあり、都内でありながら子育てに良い住環境も見つかりそうです。ぜひ新居を構える参考にしてみてくださいね!
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