そんな疑問に正面から向き合った、めぐみさんのつぶやきがTwitter上で話題になりました。
某学校法人の面接
「何か最後に質問はありますか?」
「なぜPCスキルを求めるのに、履歴書手書きなんですか?本人に作成させたらそれでスキルをWordだけでもはかれるとおもいます。」
「履歴書は手書きでしょう」
「署名以外手書きである必要性がありません」
凍りつく面接会場、そして不採用になる私— めぐみ (@mk_mipsl) November 2, 2018
(こちらはあくまでも話し言葉的に表現した内容であり、実際の発言とは異なります)
「履歴書=手書き」という思い込み
「履歴書は手書きが相応しい」
このような文言を、目または耳にしたことがある方は多いのではないのでしょうか。
「一生懸命手書きで履歴書作成に取り組み、最後の最後にミスが発覚!せっかく時間をかけたものが最初からやり直し…トホホ」なんて経験、皆さんにも一度はあるかと思います…!
時間も労力も無駄にしてしまう可能性をはらんでる手書きの履歴書は、確かに合理的ではないようにも思われます。
ちなみに、二千字以内の職務経歴書も手書きで、手書きで字数を数えるような人間が欲しいのか?って思ってしまった。というか口が滑って指摘しちゃった。多分怒らせちゃったけど、働きだしてから対立するよりいいし、そんな指摘くらいで落とされるならその方がマシ。
— めぐみ🍶ひやおろし蔵開き (@mk_mipsl) 2018年11月2日
こちらのツイートに届いた反応でも、
・手書きと決めてる理由もちゃんと答えられないようじゃこの先が心配
といった意見など、めぐみさんの主張に対し肯定的な意見が多く見受けられました。
ですが、それとは逆に手書きの履歴書もいいんじゃないかという反対意見も。
・たくさんの応募からの選別、本気度を測るための施策としてはしょうがない
・就職活動は企業と応募者のマッチング、単にその会社の風土が合わなかっただけ
確かに手書きで丁寧に書かれた履歴書には応募者の人物像が、より鮮明に現れるでしょうし、企業としての明確な狙いがあって手書きを採用しているところもあると考えられます。
しかしそれによって「この企業は古い体質の会社だ」「非合理的な業務を任されるに違いない」などと、応募者から敬遠される可能性もめぐみさんは指摘しています。
選考の面倒くささって、敬遠されて興味がある人を意図せずに排除しちゃっているとおもう。
学校法人あるあるだけど、前年通りや前年踏襲からなかなか抜け出せない。
それが採用にもずっと表れているって話です。— めぐみ🍶ひやおろし蔵開き (@mk_mipsl) 2018年11月2日
「手書きの履歴書」自体に疑問を感じたのではなく、「採用側が求職者に対してなぜ手書きを求めるのか」を明確にして欲しかったとめぐみさんは語ります。慣習に従って何も考えずに採用選考をしていることへ一石を投じたのです。
「手書きの履歴書」どう思う?
そしてこちらの面接結果なのですが、不採用になったかと思いきやそれは思い違いで、現在選考中とのこと。
あれ。この質問したところ不採用じゃない方か…選考中か。
一言一句同じこと言ってないし…
これで採用選考のあり方変わればいいし、採用された場合は変えるわ。— めぐみ🍶ひやおろし蔵開き (@mk_mipsl) 2018年11月2日
考え方の新旧に関わらず、採用担当ならびに応募者の負担が少ない方法を取ることができればそれが一番のはず。
お互い気持ちよくマッチングでき、採用までストレスない仕組みを社会全体で考えて改善していきたいですね。
皆さんは「手書きの履歴書」についてどう思いますか?
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まさに、ディスレクシア(読み書き障害)がある人たちの就労の大きな壁になっています。PCスキルがあって充分に本来の力はあるのに手書きの履歴書とかエントリーシートで沈没します。応援しています。
書く文字は見たいです。
なぜ手書きじゃダメなんですか?
せめて住所氏名だけ手書きならどんな文字書くのかわかるでしょ
全項目手書きってのは時代錯誤に感じるし、日本はPC学習遅れてるってのも納得
ウチの会社は手書きの書類が多いので見やすい字を書くかチェックしたいのですが、ある求人サイトでは履歴書の手書き指定はできませんでした。
私も手書き履歴書は必要ないと考えています。どこかで手書き具合を確認したいのかも知れませんが応募封筒であったり、ペーパテストであったり他にも手段はあります。
求人票にわざわざ[履歴書は手書きで]と書いてある企業もあります。
この場合は時前に企業と自分とのマッチングを考えて応募出来るので有りだとは思います。
自身も以前から気になっていたので、面白い記事とTwitter(めぐみさん)をありがとうございました。
海外では、履歴書は手書き。
そして、その履歴書の文字の書き方は、面接に来た人の人格がある程度わかり、自分の会社にとって必要な人材かどうか一次面接の段階で大きく左右するんだそうな。
いくら業務上PCスキルが求められていても、これから自分を売り込もうとする会社に対して、礼儀として手書きの(手紙や嘆願書のような)履歴書を書くことを面倒がるようでは、人としてどうなのかな、と思います。
やはり 字から人柄が表れたり真面目さ几帳面さ独創性も読み取れるので手書きにこだわるのだと思います。企業は短時間で人物を判断しなきゃいけないから、様々な情報が必要なのではないでしょうか。
ちなみに私は字が下手なので字で落とされる恐怖があります。
面接する側の意見です。
字が下手でも落としません。
人に読めるように丁寧に書けるかを見ています。
それは結局、読む相手を慮る気持ちがあるかどうかにつながります。
数字の0と6など、
適当に書くと分かりずらいものを
完璧に書き分けられるか?
などもポイントです。
前半部分は完全に同意です。
手書きかPCかどっちでもいいと思うし、企業が手書きを指定してる理由を明確にするかどうかもどっちでもいいと思う。それよりも、働きたいと思った会社に対して掲げてる方針に対しての指示に働く前から逆らっては、そりゃ落とされる。合理性がなく腑に落ちないのなら、まずそこで働いてからその立場になって変えればいいだけのこと。落とされることに納得するくらいなら、その会社に本気ではないのだろうし、そこはそれで終わりでいいのでは?
面接=議論の場
は間違いかと。
面接は人材発掘の場かな。
アラフォー世代ですが個人的には手書きの利点は勉強する時くらいで手書きの方が覚えやすいように思えます。
しかし履歴書を手書きにする利点は無いと思うし提出も電子ファイルでいいと思います。
きっと、コメント欄でも人柄がわかるだの、いやいや非合理的だの議論されるんだろうけど…
思うにもちろん人柄も知りたいだろうけど、もっと知りたいのはきっとPCスキルなのでしょう。
そしたら手書きの文書ではそこ計り知れないし、面接で人柄はカバーできる…というかそちらの方が大きいが、PCで作成した文書がわかる機会はゼロなわけで。
人柄がわかるから!みたいな流れは、論点のズレな気がする。
PCのスキル優先ならそうかもですが
人柄優先なら、手書き履歴書は、
かなりの情報量持ってるとので必要かと。面接も並行して行えばなおよし。
要はその企業の優先順位ですね。
どの企業もPCスキル最優先ではありません。
現に私の会社は、人柄優先です。
PCスキルはあとから着いてきます。
正直履歴書を書くのはめんどくさいけど、採用担当者にならないとわからないことかなとも思う。
大企業で100枚単位で履歴書を見るってなったらワープロ文字がたくさん並んでたら見る気も失せると思うし、やっぱり字って多少なりともその人の人間性が表れるしね。
名前だけ上手に書いたって判断できないと思う。
だからめぐみさんが手書きなんて古い、企業に入れたら変えるわ。って強気の上から目線はどうかなーとは思う。企業に入っても間違ったことは言ってませんスタンスで押し通して人間関係ややこしそうって勝手に思っちゃうww
履歴書はワードでもいいけど、何かしら手書きの文章は見たいです。
なぜなら字が汚い人かどうか見極めたいから。
文字で人柄出ます。ひとつの判断材料になります。
皆で一緒に仕事するので、同じ能力なら手書きを採用するかなぁ
「手書き文字から人柄が読み取れる」というのはロマンティックに過ぎるのではないかな、というのが正直な感想です。判断の根拠としてあまりに頼りない。それ位しか判断材料が無いのであれば、それだけの材料で判断を下すことを強いるシステムの側の機能不全を疑うべきなのでは。
転職組で、採用される方も、採用する方も経験しましたが、手書きの履歴書は全く不必要。
業務で手書きが必要な物はほぼないから。
字で人柄を見たいのなら、他の方法でやれば良い。履歴書や職務経歴書の手書きがどんなに大変かわからない人は、仕事面でも、他人の苦労が分からず、無駄な仕事をさせそう。
そして、古い体質の会社なんだと判断する。
ただ、業務では必要ないけど、美しい文字は強みにはなる。