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【あなたのアイデアに10億!?】あの社長越えの資金提供をする「日本財団」とは?

【あなたのアイデアに10億!?】あの社長越えの資金提供をする「日本財団」とは?

渋谷に突如として現れたこのポスター。
渋谷スーパーボードA-2_R

世界の救い方というワードとともに、目を引くのが「10億円」の文字。
なんでも「社会の課題を解決し、世の中に変革を起こす提案」をした人に、総額で10億円もの資金提供を行う企画らしい。

10億円会議 supported by 日本財団_R

月に行くと言ったあの社長ですら1億円だったのに、こちらはなんと10億円!
資金の出どころを調べてみると「日本財団」が10億円を提供しているらしいのです。

10億もの大金を出せる日本財団とは一体どんな組織なのか、実際に行って取材してきました。

潜入!日本財団ビル!

やってきたのは東京都港区赤坂にある日本財団のビル。
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今回取材に応じてくれたのは、経営企画部 ソーシャルイノベーション推進チーム チームリーダーの花岡さん。
mama
kureizi
インターネットテレビ局 AbemaTVのレギュラー番組10億円会議supported by日本財団では、世の中のためになるアイディアを提案した方に最大10億円もの資金提供をするとのことですがお間違いないですか?
hanaokasan
はい。間違いありません。
kureizi
失礼ですが、日本財団とはどんな団体なのですか?
hanaokasan
日本財団は、公営競技であるボートレースの収益金の一部を使ってご支援をしている団体です。
主に海洋問題や造船関連事業者への資金提供。海外に目を向けてハンセン病の撲滅のための支援、ミャンマーの和平構築にも携わっていたりグローバルに活動しています。国内で、海船関係以外では、災害や障害者、スポーツ、福祉、子供たちのために活動を行っています。特に我々が最近力を入れているのは子供に関する事柄ですね。
kureizi
難しいですね・・・。とにかく国内国外問わず社会のためにプラスになることにお金を出している団体ということでお間違いないでしょうか。
hanaokasan
はい、その通りです。活動内容で、どんな団体なのかご説明するのは難しいので、まずはこの施設内をご案内させていただきます。

ボートレースの収益金を社会に還元している団体とのこと、活動内容があまりに多岐にわたり、イマイチどんな活動をしているのかピンとこなかったため、実際に日本財団の建物内を案内していただきました。

障害者支援の一環、スワンベーカリー

まず初めに案内されたのは、一階ロビーに併設されているカフェ。
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kureizi
ただのパン屋にしか見えませんが・・・。
hanaokasan
このスワンベーカリーは障害者の方が働くカフェなんです。
スワンベーカリーで提供されているパンは障害者の方が心を込めて作ったもの。一般的に障害者の方が働ける場は少なく、働けたとしても賃金が安いという問題を抱えています。こうした現状を解決するための活動をしており、ここはその一つのケースなんです。

さらにロビーに置かれているこの自販機。
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hanaokasan
この自販機は飲み物一本につき10円が災害復興や『HEROs』というアスリートによる社会貢献活動などのために寄付されるようになっています。
全国各地に7,132台ほど設置されていて、累計で15億円以上のご寄付をこれまでいただきました。
kureizi
入ってきたときは、特に何も感じませんでしたが、日本財団の支援に関係するものだったんですね!

東京2020へ!日本財団ボランティアサポートセンター

さらに3階フロアへ。ここで応対していただいたのは、日本財団ボランティアサポートセンター事務局長の沢渡さん。
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kureizi
ここでは、どのような支援をしているのですか?
sawatarisan
ここは、東京オリンピック・パラリンピックのボランティア育成の支援をしている日本財団ボランティアサポートセンターです。
kureizi
ボランティアの育成支援とは具体的にどのようなことですか?
sawatarisan
東京オリンピック・パラリンピックの大会ボランティアは昨年12月に募集を締め切りましたが、8万人の枠に最終的に20万人もの応募が集まりました。実際には、観光案内を行う都市ボランティア3万人も加えた11万人のボランティアが大会をつくりあげていきます。
そのボランティアの選考を行うための面談員の育成や、ボランティア全員が受けなければならない研修プログラムの作成を行っているのが日本財団ボランティアサポートセンターです。現在、有楽町にボランティアのためのオリエンテーション会場が用意され、そこでボランティアの面談が行われています。
kureizi
20万人全員と面談をするのですか?
sawatarisan
我々が育成に協力した500人のボランティアが面談員となり、他の応募者を面談します。
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kureizi
20万人を選定するのは大変な作業ですね。
昨年、この東京オリンピック・パラリンピックのボランティア募集に関して「ブラックボランティア」という言葉が使われSNSやワイドショーなどで批判的な報じられ方がされていましたが、その点はどのようにお考えですか?
sawatarisan
ボランティアは「無償の奉仕」。日本ではその風潮があまりにも強いんです。我々はそのボランティアに対する日本人の概念を変えたいと思っています。
kureizi
ボランティアは無償の奉仕ではない?
sawatarisan
はい。ボランティアをすることに対して見返りを求めてもよいと思っています。金銭こそ発生しませんが、一生に一度の経験や人とのネットワークなど様々な得られるものがあるからです。
東京オリンピック・パラリンピックのボランティアは下は18歳から上は90歳まで、幅広い年齢層がチームとなって動くんです。そこに外国人や障害のある方も加わる。こんなメンバーで何かをやる機会はめったにありません。そんな経験が得られるから、協賛企業の多くが自社の社員にボランティアをやってもらいたいと思っているんだと思います。
kureizi
ボランティア活動はやる方が何かを求めてはいけないものだと思っていたから、させる側も多くを望んではいけないものだと勝手に考えていました。
sawatarisan
ボランティアは見返りを求めてもいいんです。自分のためにやるボランティアがあっていいと思います。歴史的なメガイベントに自分も関わりたい、もしかしたら有名選手に会えるかもしれない。それが動機でも全く問題ないんです。
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28の団体を一ヵ所に集約!日本財団パラリンピックサポートセンター

次に案内されたのはパラリンピックサポートセンター。通称「パラサポ」。対応してくださったのは常務理事の小澤さん。
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ozawasan02
パラサポはパラリンピック競技団体の運営支援とパラスポーツを通じた社会変革プロジェクトに取り組んでいます。このフロアには競技団体28団体が入っています。
kureizi
28もの競技団体がこのフロアに入っているんですか?

こちらが28の競技団体が入っているスペース。
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これまでパラリンピックの競技団体はボランティアスタッフで運営している団体が多く、各団体が全国に点在している状態でした。
専用の事務所が無い団体もあり、あったとしてもワンルームマンションだったり、大学の研究室だったり。とても2020年をむかえられる環境ではないということで、日本財団ビルのワンフロアを提供し、“チームパラリンピック”としてみんなで至上最高のパラリンピックを目指そうと心を一つにしました。
さらに、これまでは経理などの事務作業や翻訳業務なんかをボランティアが担っている団体も多々ありました。そのため以前は翻訳した内容が間違っていたりもしたんです。
よって、経理、翻訳、法務、広報などの業務をこちらでサポートするようにしました。IMG_5841_R

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またここにはメディアセンターもあります。いわゆる記者クラブのようなものです。これまでは団体の体制が脆弱で、事務所に誰もいないようなこともよくありました。メディアが問合せをしても担当者がつかまらないケースは多々あったようです。
そのため、メディアは十分な情報を得ることができず、結果、記事にならない。そんなことが起こらないように、メディアセンターを設け、情報が行き渡るように改善をしました。
kureizi
確かにボランティアやパートで賄われている競技団体が、その全てをやるのは大変ですもんね。
ozawasan02
大手新聞社だけでなく、子どもを記者として迎え入れたりもしています。また、蜷川実花さんに参加してもらい、写真やファッションに興味がある人にもパラリンピックを知ってもらいたくてグラフィックマガジンを作りました。
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【インタビュー】バカバカしいと思われても諦めない人間がイノベーター

最後に、施設を案内してくれた花岡さんにインタビュー。

kureizi
日本財団が様々な支援をしていることが分かりましたが、なぜ特定の分野に絞って行わないのですか?
hanaokasan
日本財団は、そもそもの資金規模が大きいので分野を特定する必要がないんです。ただ、一つ筋を通していて、政府の手があまり回っていない課題に対して取り組みをするようになっています。日本財団が、世の中に小さなさざ波を起こして、大きなうねりにしたいんです。
kureizi
すでに様々な支援をしているのに、なぜ『10億円会議supported by日本財団』という番組を始めたんですか?
hanaokasan
60年くらい公益活動をやってきて課題だなと感じているのは、担い手をどう増やしていくかということなんです。公益活動と一口に言ってもNPOや社会福祉法人だったり、もっと言ってしまえば行政もそれにあたります。斬新なアイディアで解決に導いていく方法を常に我々は探しているんです。
これまでNPOや社会福祉法人などBtoBは大事にはしてきたけど、一般の方との接点はあまり多くなかったんです。
赤坂のここまで相談しに来る人はそういないので、皆さんが慣れ親しんでいるネットなどで、アイディアを募集してみようかなと。
kureizi
なぜ10億円もの莫大な金額を出すことにしたんですか?
hanaokasan
一般の人からすると大きな金額ですよね。
世の中のためになる活動に、10億ものお金を用意する団体がいるんだよと知ってもらい、一歩踏み出すきっかけにして欲しいと思っています。我々は常に斬新なアイディアを求めておりまして、今回、若い世代を中心に人気のあるAbemaTVの企画で10億円を用意することにしたんです。
kureizi
TVで放映されている日本財団のCMなど、真面目でお堅い団体だと思っていたので、今回の『10億円会議supported by日本財団』は意外でした。
hanaokasan
皆さんのイメージは、やはり「日本財団=お堅い存在」なんですよ。そもそも名前が日本財団っていう、いかにも堅い名前ですからね(笑)。
そんな日本財団になにか提案をしようとすると、やっぱり提案者さんは「日本財団に提案するからにはこういう内容じゃないといけない」そうかしこまってしまうと思うんですよ。
でもそういった発想をさせてしまっている時点で、すでにアイディアが縛られてしまっているんじゃないかと思うんです。
kureizi
確かに「変な提案したら恥をかくだけ」って身構えてしまいますね。
hanaokasan
今回は何でもいいんです。世の中のためになることなら。番組もエンターテイメントとして面白く作ってあるので、日本財団に合わせる必要はないし、自由な発想で提案してくれると思うんです。
kureizi
番組を拝見しましたが「自信が持てない若者のために移動型バンジーを作りたい」とか、かなり思い切ったアイディアでした!
hanaokasan
そうなんです。その移動式バンジーとか、あとラブドールの博物館をしている人がラブドール愛好家が集まれる場所を作りたい。なんて提案もありました。日本財団の普通の申請で、絶対に「ラブドール」なんて言葉出てこないんですよ。でも本人たちは、ものすごい真剣なんですよね。
バンジーによって自己肯定感を高めて世の中のためになると思っているから、本気で提案しているんです。そういう人たちを日本財団は大切にしたいんです。
kureizi
番組MCのデーモン閣下のインパクトが番組の雰囲気にマッチしていますよね。なぜデーモン閣下を起用したんですか?
hanaokasan
提案する人の本気度を上回るインパクトのある人がMCでないと負けちゃうなと思って。
提案する皆さんの言っていることは、正しいんです、世の中のためになると思って本気で提案しているわけですから。なかなか否定しづらいんですよね。
でもエンターテイメントとして楽しんでもらうために、シリアスになりすぎないようデーモン閣下を起用しました。
閣下は非常に見識がひろい方なので、どのジャンルにおいてもいいコメントをしてくれるんですよね。インパクトのあるキャラクター性と知性を兼ね備えているので、ピッタリでした。
kureizi
最後にこれから社会を変えたいと持っている人にメッセージをお願いします。
hanaokasan
皆さん一つくらい、何かしらアイディアを持っていると思うんですよ。だから気軽にアイディアを提案してほしいなと思っています。
バカバカしいと思うような内容が、世の中を救ったりすると感じていまして。
うち、イノベーター(革新者)という言葉をよく使うんです。
最初は賛同されない、周りに嫌われても最後まで貫くのがイノベーターだと思うんですよ。だからバカバカしいなと思っても声を発信していただきたい。そんな人がソーシャルイノベーター(社会問題に対する革新者)になると思っています。

あなたにもチャンスが?10億円会議!

1月15日(火)よりAbemaTVにて放送されている『10億円会議supported by日本財団』は、「社会の課題を解決し、世の中に変革を起こす提案」を番組が募集。
提案者がプレゼンを行い審査員5名全員の心を掴むと資金獲得の機会が得られるという夢のような番組です。

本気でプレゼンをする提案者と、厳しい姿勢で吟味する審査員のやり取りに見ているこっちがハラハラしてしまいます。

またこの番組と合わせてTwitterで「10億円会議キャンペーン」を実施中。番組同様に社会の課題を解決するアイディアをハッシュタグ「#にっぽんざいだん」をつけて投稿するだけ!(本キャンペーンは番組への応募を兼ねていません)

このキャンペーンにより投稿されたアイディアの一部は下記特設サイトに掲載されます。こちらの特設サイトでは番組への応募もできるようになっているので、社会を良くするアイディアがある!という方はぜひチェックをしてみてください!

詳細はこちら
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特設サイト:『10億円会議』はじめました|日本財団(にっぽんざいだん)
提供:日本財団

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