しかし、社内の営業部に、営業成績はパッとしないにもかかわらずプライベートでイケイケ感を匂わしてくる奴が一人いる。
こちらは以前、そんな彼が見せてきたプライベート写真。
彼の名前はTAKA☆MI。営業成績はパッとしないのに、マングローブをバックにいっちょ前にキメ顔を披露している。
なぜ営業成績がパッとしないのに、マングローブとキメ顔なんてできるのか。彼のプライベートを知るために、グループ会社の女性社員に協力を仰いで合コンをセッティング。彼の了承を得てプライベートに密着した。
19:30 TAKA☆MI、センター街に降臨
眠らない街、渋谷のセンター街に彼は現れた。
翌日、10時からクライアントとの約束があるという彼。「事前の打ち合わせを上司としておかなくて良いのか?」という我々の問いに、彼はかたくなに口を開こうとはしなかった。
渋谷のネオンに同化する光るスニーカー。
古いバスの座席みたいな柄のジャケット。
営業とは思えない出で立ちの彼に「それはカッコいいのか?」と尋ねる。すると彼は答える「このジャケットはAAAの誰かが着ていたからカッコいいんだ」と。そしてサングラス越しでも分かる怪訝な表情をカメラに向けた。
20:00 TAKA☆MI「昔の石原さとみに似てるね」で地雷を踏む
遂に3×3合コンが始まった。
自己紹介が終わるや否や、乾杯のスパークリングワインを口で転がしながら「ねえねえ、芸能人だと誰が好きぃ?」と開始5分でアクセル全開のTAKA☆MI。
男性陣の発表を手短に済ませ、女性陣にバトンを渡す。ちなみに彼の好きな芸能人は新垣結衣。意外と普通だ。
「キンプリの永瀬っていう人が好きです」
キンプリを知らないTAKA☆MI、仲間とともにすかさずチェック。
「誰だよ!こいつぅ!」
女性の回答の何かがお気に召さなかったようだ。
すると突然、ネックレスについていた小瓶をチラつかせるTAKA☆MI。
お醤油である。「俺っち気が利くからさ」と言わんばかりに、だし巻き卵に醤油をかけた。
女性陣の反応はあまり良くない。
場の空気を変えるために、今度は女性を褒める作戦に出たTAKA☆MI。
「君、昔の石原さとみに似てるね」
「それって褒めてないですよね」
チョイスをミスったTAKA☆MI。しかしカメラに向かって余裕の笑みを浮かべる。これも彼の作戦のうちなのだろうか。
すると、またネックレスに手をかける。
どうやらリップを塗るようだ。
余裕の表情を浮かべていたTAKA☆MIだが、その何周もするリップにカメラは彼の焦りを見た。
21:30 TAKA☆MIの歌舞伎町一番街
失敗から数十分後、突如として席を立ったTAKA☆MI。カメラが彼を探すと彼はトイレ脇で間接照明を背に浴び、たたずんでいた。
「何をしているのか?」という問いに彼は無言を貫いたが、どうやらお手洗いに行った女性の出待ちをしているらしい。
数分後、痺れを切らした彼が重い口を開く。
「ちょっと長いねwww」
失礼な奴である。
しかし、女子トイレの扉が開く音が聞こえると、いつものクールフェイスに戻り、無言で洗濯バサミ型ネックレスに取り付けたハンカチを差し出す。
身をのけぞらせて驚く昔の石原さとみ。気が利く男になるという彼の目論見は失敗に終わった。
その後、挽回をするためにネックレスにつけていた醤油を飲むなどの、体を張ったおチャラけ芸を披露するTAKA☆MI。
思いのほか、場は盛り上がらない。
瀕死のTAKA☆MIだったが、一人の女性の発言により状況が一変する。
「さっき(席を立つときに)チラっと見えたんですが、変なパンツ履いてません?」
これまで、彼による一方的な攻めが続いていたが、突然の女性陣からの反撃にたじろぐTAKA☆MI。我々はその真相を確かめるべく、彼にパンツを見せてもらった。
歌舞伎町一番街。
渋谷での合コンになぜこのパンツを履いてきたのか問いただしたのだが、「スコシ,マエニ オダイバデ カッタ...」と小さな声でつぶやくだけだった。
22:30 TAKA☆MI、読み込めない手書きのQRコード
女性陣から本当に素で履いてきていたパンツをイジられたことで、意気消沈していたTAKA☆MIだが、酔いが回るとともに本調子に戻る。
ここから、十八番のネックレスネタで畳みかける。
「手が荒れてるね。ニベア塗ってあげるね。」
「イッ!・・・」
誰もTAKA☆MIを止めることはできない。
「俺、学生時代に北海道をツーリングして旅したんだ」
「ここから!ここ!まで行った!!!」
さらに、ネックレスについていた鉛筆を外し勝負に出る。
「連絡先交換しようよ!」
「電話はほとんどしないんで・・・」。という、女性からのやんわりとした断りを受け、LINE交換で妥協することにしたTAKA☆MI。
機械に疎いTAKA☆MI。どうやら、QRコードを手書きで書き写すつもりらしい。
「読み込んで!読み込んで!」
バカで女性陣も一安心である。
この日、彼のLINEに友人申請が来ることはなかった。
23:30 TAKA☆MI、今宵最後の大博打
一通り食事を終え、そろそろお開きというムードが流れた頃・・・。
奴が動く。
「じゃーん!見て見て!」
センター街降臨時から、ずっと右手に握りしめていたホテルキー風キーホルダーをつけた自宅の鍵を昔の石原さとみに渡したのである。
有無を言わさず彼が話す「YESかNOか鍵で答えて」
実はこのキーホルダー、持ち手部分にYES/NO枕のように、YESとNOの文字が入っている。恥ずかしがり屋の女性に配慮した彼なり気配りである。
昔の石原さとみが出した答えは・・・。
「まっ、こういう日もあるよね」
TAKA☆MIの合コンに密着して、彼がパリピなのかはイマイチ分からなかったが、営業成績がパッとしない理由だけは分かった気がする。
TAKA☆MIがつけていたネックレスについて
今回、合コンでTAKA☆MIが身に着けていたネックレス。
実はJAM HOME MADE(ジャムホームメイド)から衣装協力して頂いた品。醤油差しを取り付けられるネックレスや都道府県ネックレスなど、ユニークなグッズをたくさん扱っているのでご興味のある方は、チェックしてみては。
ちなみに、その他の光るスニーカー、バスの座席柄ジャケット、歌舞伎町一番街パンツは全てTAKA☆MIの私物である。
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QRコードネタとほっかいどうのやつはおもしろいとおもいます。
これからもがんばってください。
うーん、頑張ってね👍
なんだ結局広告。
今回の記事も面白かったです!
サイトーさんと、イチマルさんの間
みたいな方ですね!