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【もっとやりすぎ いきもの図鑑 第2話】危険なモフモフ「フランネルモス」

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自然界には私たち人間がアッと驚くような進化を遂げた動物たちが盛りだくさんです!

今回はそんなやりすぎな進化を遂げた動物たちをまとめた動物図鑑「もっとやりすぎ いきもの図鑑」(宝島社)から、不思議な生態を持つ生き物をちょっとだけご紹介します!

ふわっふわの毛の下には毒針が!「ネコ毛虫」ことフランネルモス

『もっとやりすぎ いきもの図鑑』(宝島社)

□名前 フランネルモス
□分類 昆虫類メガロピゲイラガ
□生息地 北アメリカ南部
□大きさ 体長3~4cm~(幼虫)
タップ/クリックで拡大!テキストは画像の下にもあります。

体長3~4cmほどの、ネコのような毛に覆われた小さな何か。これ、通称「ブス・キャタピラー(ネコ毛虫)」と呼ばれる、ガの幼虫です。思わず触ってみたくなりますが、毛の下には毒針毛と呼ばれる小さなトゲがあり、人がこれに刺されると、激しい痛みを引き起こします。

多くは北アメリカ南部に生息していますが、昨年秋、東部のバージニア州で大量に発生したことで、ニュースになりました。刺された女性は激痛に襲われ、ERで治療。回復までに3日を要したそうです。また、頭痛や発熱、嘔吐など、さまざまな症状が出ることもあり、触るのは危険です。

ネコの毛みたいにふわふわしていて、見つけたら思わず触ってみたくなるようなフランネルモスですが、刺されたら大変なことになってしまうようです。危険が多い自然界において、身を守るために備わった、フランネルモスなりの「護身術」なのかもしれませんね。みなさん、見つけても絶対に触らないようにしましょう。特にネコ好きの方は注意です!

さて、今回ご紹介したフランネルモスをはじめに「もっとやりすぎ いきもの図鑑」ではたくさんのやりすぎな生き物が収録されています!

ぜひ書籍も手に取ってみてくださいね♪

↓「やりすぎな生き物」がもっと気になる方は書籍から!↓

『もっとやりすぎ いきもの図鑑』(宝島社)
宝島社:『もっとやりすぎ いきもの図鑑』

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