日々、たくさんの人が利用する公共交通機関。利用者が多い分、人と人とのトラブルも発生しやすいですよね。
インスタグラムで活躍される大福なちさんは先日「バスの席を譲れ!に巻き込まれた話」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
4〜5年前のある日、住んでいる街のお祭りがあるということで子供たちと訪れた大福なちさん。一通り楽しんだ後、帰りのシャトルバスに乗ったのだとか。
帰りのシャトルバスへ。提供:大福なちさん
満席の車内。吊り革に捕まって乗車していると「誰かが言い争っている声」が聞こえてきたといいます。声の正体は、老夫婦に「この親子に席を譲りなさい」と迫る男性でした…。
老夫婦に迫る男性。提供:大福なちさん
バス内で起きたトラブルに関してを綴ったこの漫画。当時の心境や、フォロワーさんの反応について投稿者の大福なち(@dafunachi)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――男性は、どんな思いから老夫婦を非難していたのだと思いますか?
大福なちさん:非難の内容がほぼ老夫婦世代の年金を担うのはこれからの子供たちという話だったので男性の中で子供を優先しなければと思ってらしたのでは。あと老夫婦が男性の言うことを聞かないことでヒートアップしたのかなと思いました。
――謝ってきたご婦人を見て、どのような気持ちになりましたか?
大福なちさん:謝られるとこちらが悪いことしたという感じになりました。席譲らなくていいです、そうですかで終わってたらそんなに謝られることではなかったから余計な罪悪感を生み出されてる感じがしてそこにもモヤモヤしてました。
――もし今後同様の状況に遭遇したとき、どのような対応をとろうと思いますか?
大福なちさん:立ってバランスを取る練習ですとアドバイスをコメントで頂いてそれはいいなと思いました。それでもダメならもう少しはっきりと大丈夫ですと伝えると思います。あの頃より図太さが上がったので。
――この漫画を読んだフォロワーさんの反応には、どういった声がありましたか?
大福なちさん:みなさんにこのモヤモヤに共感していただけました。おじさん暴走してこれでは誰も良い結果にはならないよねと。この男性のように親切のふりして不満をぶつけるのは違いますよね。本当に親切のつもりでも程々が大切だなと思った出来事でした。
自分の主張を通すために、大福なちさん親子を勝手に巻き込んでしまったこの男性。たとえ正義感から出た行動だとしても、伝え方やマナーに気を付けなければ、聞いてもらえるものも聞いてもらえませんよね…。
作品提供・取材協力:大福なち
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