アナタはどのような基準で職場を選びますか?通勤距離に重きを置くという方も多いのではないでしょうか。中には、職場との距離感について独特の考え方を持つ方もいるようです。
インスタグラムでお義母さんとの生活をエッセイにして投稿されているおたまるこさんは、先日「嫁のパート面接」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
先日、自宅から自転車で5分の距離にある飲食店でパートの面接を受けたというおたまるこさん。
面接官は交通費もかからず早朝から働くことのできるおたまるこさんを歓迎しますが、一抹の不安もあるようでした。
面接官「通勤距離が近いのはありがたいけれど…」 提供:おたまるこさん
それはご近所さんがお客さんとして来店すること。知り合いを接客することになるおたまるこさんが気まずい思いをしないかと心配していたのです。
しかしこの問いかけに対し、おたまるこさんの答えは…?
ご近所さんと顔を合わせるのって気まずいのでは…? 提供:おたまるこさん
自宅の近所で働くことを意外な視点で捉えたこちらの漫画。投稿の詳細やその後について、投稿者のおたまるこ(@otamaruko)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――今回の漫画はどのような思いで描かれたのでしょうか?
おたまるこさん:内職が減ってしまい、10数年ぶりに外でパートを始めたので、ワクワクが抑えきれず、ネタにしてしまいました。
――おたまるこさんがパートを始めることについて、お義母さんはどのような反応でしたか?
おたまるこさん:内職の仕事が減り、息子たちも成長したので、外へ働きに出たいと、お願いしました。外で働くのにネックなのは、お義母さまの通院や習い事への送迎です。いつでも好きな日時に好きなタイミングで送迎してもらえていたので、お義母さまは足をもがれるような気持ちだったのだと思います。通院・習い事に支障が無いよう、パートも週2~3回、早朝から正午までと、かなり気を遣い、シフトを組んでもらうことを条件にOKをもらいました。
――その後、実際に働きだしてみてからの様子を教えてください。
おたまるこさん:早朝から正午までのパートなので、夜中に洗濯し、出かける前に朝ごはんを作っておいておきます。いつも私に世話をやかれてばかりだった息子たちが、自立して行動している様を見て、お義母さまも「しっかりしないと!」と思ったようです。今では息子たちが至らなかった部分をフォローしてくれています。
働いている姿をあえて見せることでお義母さんやお義母さんのお友達からのイメージアップを図るとは、意外すぎる着眼点ですね…! 職場選びについての新発想に思わずクスッと笑ってしまう投稿でした。
作品提供・取材協力:おたまるこ 漫画家
note:おたまるころぐ
スポンサーリンク
スポンサーリンク