2684455_2011-10-06_b_sub1

世界の成功者たちが「毎日同じ服を着る」興味深い理由

CuRAZYをフォローする
クレイジーの最新記事をお届けします
友だち追加数

1 (1)

あなたは、毎朝着る服を決めるのにどれ程の時間をかけていますか?

周囲に良い印象を与えるために時間をかけて服を選ぶ人もいれば、パジャマのような格好で外出する人もいるでしょう。

有名な成功者であれば、当然人に会う機会が多いためファッションには気を使っているだろうと思われるでしょうが、実は世界の成功者には、毎日のように同じ服を着用している人が多く見られるのです。

 

▼毎日同じ服を着る世界の成功者たち


アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズは生前、黒のタートルネックにジーンズ、足下はスニーカーというスタイルを貫いていました。

歴代の製品発表会に現れたジョブズの写真を並べてみても、その信念が曲がらなかったことが確認できます。

2
calligraphy-expo.com

1998〜2010年のスティーブ・ジョブズ

 

一般相対性理論で有名なアインシュタインは、毎朝何を着るかを決めるのは時間の無駄だと考え、同じスーツの別モデルを複数購入していたと言われています。

アインシュタインに関しては、同じ服を着るだけにとどまらず、

  • 靴下を履かない
  • 髪はボサボサ

というスタイルも貫いていたと言うから驚きです。以下の写真は、アインシュタインがフィリップ・フォーマン判事から米国市民権証明書を手渡される際の写真ですが、そんな時でさえ髪型は整えられていないように見えます。

3
 commons.wikimedia.org

米国市民権を得た際のアインシュタイン

 

 

 

▼決断の数を徹底的に削減し「決断疲れ」を回避


4 (1)

毎日同じ服を着る成功者は、スティーブ・ジョブズやアインシュタインに限った話ではありません。

米オバマ大統領は、ほぼ毎日同じスーツを着ることで知られています。その理由を、彼は以下のように語ります。

「私は常にグレーか青色のスーツを着用している。こうすることで私が下さなければならない決断の数が減るんだ。何を食べるか、何を着るか決める余裕はないし、他に決断しなくてはならないことが山のようにあるからね(Vanity Fair)」

5
mashable.com

オバマ大統領はある論文を引用し、どれだけ単純な決断でも、その後の決断の精度を下げる要因になり得ると説明しました。

またFacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグは日々お決まりのグレーのTシャツや、黒のパーカー、ジーンズを身にまとっています。

ザッカーバーグは、Facebookの公開Q&Aセッションにて投げかけられた「なぜあなたは毎日同じシャツを着るのか?」という質問に対し、以下のように返答します。

6
idealog.co.nz

「僕は社会への貢献に関係しない決断はできるだけ下さないようにしている。実はこれは多くの心理学的な理論に基づいていることで、何を食べるか、何を着るかなどのたとえ小さな決断でも、繰り返し行っているとエネルギーを消費してしまうんだ。日々の生活の小さな物事にエネルギーを注いでしまうと、僕は自分の仕事をしていないように感じてしまう。最高のサービスを提供して、10億人以上もの人々を繋げることこそ、僕のすべきことなんだ。ちょっとおかしく聞こえるかもしれないけど、それがぼくの理由だよ(vimeo)」

 

成功者からの口から揃って出てくるのは「決断の数を減らす」という言葉。その理由は、小さな決断でもその数を重ねることによって大きな決断の正確性が落ちてしまうため。これは「決断疲れ」と呼ばれる心理的状態で、数々の決断により精神的な疲労が蓄積し、日々の生産性が下がってしまうことを指します。

 

 

▼シンプルな生活は夢への近道


7 (1)

「今日は何を着たら良いだろう」
「朝ごはんは何を食べたらいいだろう」
「次はどんな髪型にしてもらおうか」

そんな些細な決断を日々繰り返すことで、私たちはより大切な決断の精度を下げてしまっているのかもしれません。もちろんファッションや身だしなみに気を使って生活することが一概に悪いと言えるわけではありません。周囲のから良い印象を持ってもらうために、日々違った服装で歩く人もいるでしょう。しかし、今回ご紹介した成功者たちはそうではありませんでした。

徹底的に決断の数を減らし、シンプルに生きる。そうすることで自分の目標により一層集中することができ、夢への近道を歩むことができるのではないでしょうか。

 

 

執筆:イングリッシュつるの