さて、僕もしんどかったので朝からずっとTwitterを眺めていたんですが、その甲斐あって、先ほど変なサイトを見つけました。それがこちらです。
竜宮城の宿泊費、ろくろ首のマッサージ代、桃太郎の家来の人件費はいくらか?妖怪・童話など「異世界の見積書」がのぞき見れるメールサイトです。https://t.co/61lZ3e5src
— 佐藤ねじ(ブルーパドル) (@sato_nezi) 2018年4月18日
サイト名は「異世界の見積書」。概要をざっくり言うと、ファンタジー世界の登場人物が作った見積書・メールを覗き見できちゃうサイトらしいです。
何を言っているかわからないと思いますが、百聞は一見に如かず、まずは受信メールの一覧をご確認ください。
こういうことです。差出人が差出人なだけにどれも内容が気になりますが、とりあえず、用件の軽そうなものから順番にチェックしていきましょう。
from:恩返しの鶴 「面会日/機織り代について」
「鶴の恩返し」の鶴さんからは、恩返しの件で日程調整のメールが届いていました。
鶴さんの話によると、「恩返し」の適用は材料費だけで、鶴の稼働費は別途掛かるそうです。世知辛い。
ともあれ、夜を徹しての稼働ということで、ある程度の出費は覚悟で添付の見積書を見てみたんですが――。
相場が謎過ぎてなんとも言えません。ここは念のため、別の鶴にも見積もりをお願いした方が良さそうですね。
from:乙姫様 「竜宮城の宿泊について」
続いて、「浦島太郎」の乙姫様からは、竜宮城宿泊についての回答メールをいただきました。
事務的なメールで「死傷者」は初めて見ましたが、不利益な情報もちゃんと開示してくれるあたり、宿としてはなかなか信用できそうです。あとは見積もりの結果次第で、竜宮城宿泊は決定なのですが。
まあまあ妥当でした。普通の宿だとちょっと手が出ませんが、1泊10万円で「絵にも描けない美しさ」を堪能できると思えば、高くも安くも感じない絶妙なライン――乙姫様、なかなか侮れません。
from:桃太郎 「家来の人件費について、ご質問です」
さて、鬼退治をご検討中の桃太郎さんからは、人件費の見積もりについてお問合せがありました。
鬼退治を計画するぐらいなので、かなり粗野な方を想像していたんですが、メールの文面は意外と丁寧です。ビジネスメールなのに、桃の絵文字で個性を出しているところが心憎いですね。
そんな桃太郎さんですが、人件費の支払い方法について、強い要望があるみたいですよ。
円はどうしても無理みたいです。
引き続きよろしくお願いします
「異世界の見積書」で読めるメールは他にも多数。
「引っ越し業者からかぐや姫への見積もりメール」や「一つ目小僧が眼鏡メーカーに送った問い合わせメール」などなど、気になる内容盛りだくさんですよ。
それでは、あとは皆さんに引き継ぎますので、引き続きメールチェックよろしくお願い致します。
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