そんな子どもに向けた、あるメッセージが注目を集めています。
去年話題になった鎌倉図書館のメッセージ
そのメッセージをご紹介する前に、去年ツイッターに投稿されたあるつぶやきが、全国的なニュースになったのを覚えていますか?
こちらがそのつぶやきです。
もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。
— 鎌倉市図書館 (@kamakura_tosyok) August 26, 2015
そうです。神奈川県鎌倉市の鎌倉市中央図書館が、夏休みの終わりに投稿したもの。どうしても学校が嫌で仕方がないという子どもたちへ「学校を休んで図書館へおいで」とメッセージを送ったのです。
このつぶやきは、「学校を休んでいい」と取れる部分が一時、市教育委員会で問題視されるという事態になったそうですが、多くの人の心を掴みました。
それもそのはず、夏休みが終わる新学期間近になると、子どもたちの自殺が急増するという悲しい実情があったからです。しかし、学校に居場所がない子ども同様に、家庭環境等の問題で家庭に居場所がない子どもたちもたくさんいるのです。
家庭に居場所がない子どもたちへ
pixta.jp
こちらが本題の、子どもたちの夏休みに向けたメッセージ。
楽しいはずの夏休みですが辛い子もいると思います。去年もつぶやきましたが、 夏休みは家庭環境に問題のある子には居場所がなくなることでもあります。開館している間だけでも図書館にきてみませんか。図書館は誰でも使えます。あなたが誰でも何も聞かれません。本は読んでも読まなくても大丈夫。
— tama (@tamanekosan) July 18, 2016
図書館が悪い大人の手が届かない全くの安全だとは思っていませんが、リスクは低い場所であると思います。本を読むふりだけしていれば、あとは何も言われません。ぼーっとするもよし、気が向けばそこにある気になる本でも雑誌でも映画でも見ててくれれば嬉しいです。
— tama (@tamanekosan) July 18, 2016
このメッセージは、図書館司書として働くTamaさんがつぶやいたものです。
多くの子どもたちは夏休みに歓喜するものだと思っていましたが、言われてみれば、学校という逃げ場がなくて夏休みが辛い子もいるんですよね・・・。
@tamanekosan 夏休み。家庭環境に大きな問題は無くても母親にとっては夫の実家への帰省や、子どもが1日中家にいることがストレスな訳で。機嫌の悪い母から逃れるためにも図書館を含め、子どもの居場所が必要かと。昔言われたみたいに「公園で遊びなさい!」と言う訳には行かないので。
— ちろる (@chirorudx) 2016年7月19日
@tamanekosan 図書館は本を読むだけのところじゃなくて気晴らしとか辛いときとかに逃げ場となってくれるやさしい場所なんですね(´▽`)
— zono ポケモンGO (@zono05141760) 2016年7月19日
@tamanekosan フォロー外から失礼いたします。私ももう半世紀生きてきましたが、学校が唯一の、居場所でした。なので夏休みは図書館や児童館が大切な場所でした。悩んでいるお子さん……ぜひいってみて欲しいなって思います。m(__)m
— みち (@kai526) 2016年7月20日
@yukky1800図書館は冷房も効いているし本を抱えたまま眠ってる人もいてお金もかからない。行き場に困った子たちは行ってみて欲しい
— ゆこなが (@yukotaro) 2016年7月19日
このつぶやきに対し、当事者である子どもだけでなく、子を持つ母親や子どものころ家庭に居場所がなかったという経験を持つ人から、多くのコメントが寄せられています。
家にはいたくないけど、外は炎天下、どこかに行くお金もないという子どもたちは、図書館という素晴らしい場所があることを、ぜひ知ってもらいたいです。
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ラジオのDJが学校なんて行くだけでいいのに等と言っていました。
これだから「マスゴミ」等と呼ばれる・・
オオカミ少年の例え話しの様に命の関わる事態になったら
テレビやラジオや新聞などのメディアを信じる方が居るのでしょうか?