この作品は高校2年生のぷなさんが、展覧会に出品するために描いたもので、油絵の具を用い、それぞれの国を象徴する「国花」で世界地図を表現しています。目標としていた展覧会では惜しくも入賞を逃しましたが、ネット上での反響は非常に大きなものでした。
はじめまして。あまりにも綺麗で感動してしまいました!この絵のように花が溢れる世界になったらいいな…
— 寝子 (@orihara_masaomi) 2017年10月16日
絵の技術だけでなく、その発想やセンスがとても素敵です!!
これからも頑張ってください(o^^o)— 沙弥@小太郎CM出演有難う (@sa8_roselily) 2017年10月16日
すごくステキです!絵のことはよく分からないけどわたしは好きです!!とても!!!
— いんば みさと🍉 (@misatomono) 2017年10月16日
すごく素敵です…!まるで世界が花束でできているみたいですね🌷
— Anna (@Anna_Y2K0108) 2017年10月16日
などなど、作品を称賛する声が続出。お気に入り数は10月18日現在、なんと26,000件を超えています。
こうしたネット上での反応について、ぷなさんは「いつも(SNSに)絵を載せる感覚で載せたので、正直ここまで反響が来ると思いませんでした」と戸惑いを隠せない様子でしたが、同時に「たくさんのアドバイスや感想をいただけて、とても幸せです」と素直な気持ちを打ち明けてくれました。
さて、ぷなさんが油絵を始めたのは約1年前。今回の作品についてもまだまだ油絵に慣れないなかでの挑戦だったようで、後にご本人が「終始全過程で苦労の連続でした」と述懐するように、かなりの難産だった様子。構図確認のために描いたというスケッチからも、その苦心ぶりはうかがえます。
ぷなさん提供
いま改めて、ぷなさんは作品を振り返ってこう語ります。「自分なりの世界平和の表現が出来ていれば嬉しいです。いつか全部の国に国花や国樹が制定されて欲しいです」。
ぷなさんは今後も継続して油絵に取り組んでいく方針で、クレイジー編集部の質問に対しては「学業と共に、継続して制作に励めるように頑張りたいと思います」と力強い決意を聞かせてくれました。
ここ数年、メディアから流れてくる国際ニュースは剣呑な内容のものが多いですが、これからを担う若い世代がこんな素晴らしい作品を描いていて、そしてそれがちゃんと評価される世の中であるというのは、本当に心強いことですね。
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