ツイートとともに掲載された画像は、投稿者の父である田中利直さんが、幼少期から大学時代までの間に制作した「地図」の一部。地図は実際の街を単に写し取ったというわけではなく、田中さん自身がゼロから都市計画を行い、描き上げました。
さらに、続く投稿ではその街を舞台にした万博の計画図や、町と町とを繋ぐ鉄道路線図なども公開され、その驚くべきこだわりっぷりに多くのひとが息を呑みました。
一連のツイートに対するいいねを合算すれば、その総数はおよそ100,000件超。称賛の声も次々と集まっています。
すごい!長年の想像力の積み重ね本当に凄い!
— ひかりかがやき (@kagayaki__7) 2017年11月14日
手書きの架空都市計画というのもさることながら、小学生から大学生まで、ひとりで続いていたというのがスゴイと思いました。
— 月印 (@tsukijirushi) 2017年11月13日
なにこの浪漫溢れる壮大な作品
こういうの大好き— nana×9ぐらむ (@r0918r2) 2017年11月12日
ただ、こうしたネット上の反応について、当の田中さんは大変驚いているご様子。と言うのも、制作当初は作品を公開するつもりはなく、数年前にご家族に見せた際も、まさかこんなにも沢山のひとに共有してもらえるとは夢にも思っていなかったからです。
ちなみに大学卒業後、一般企業に就職してからは、この趣味とも遠ざかっていたという田中さん。しかし、田中さんの想いを乗せたこの「地図」は、彼の子どもたちに大きな影響を与えています。
娘である投稿者さんのこのつぶやきに対し、田中さんはこんなコメントを送っています。「昔は趣味を仕事にする方法がわからなくて、流されるままの人生でした。今思うとそれは心残りなことで、だからこそ、自分の子どもたちには趣味を生かして、それで成功して欲しいと思っています」
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