学生団体「mof.(モフ)」が毎年2回、春と秋に刊行している「たびいじょ」は女の子の一人旅を応援するフリーペーパー。首都圏のカフェや宿泊施設を中心に、毎回5,000~8,000部を無料頒布しています。
気になるその内容はと言えば、各観光地の名所や見どころ紹介はもちろん、国内外の旅行レポートやきれいな写真の撮り方講座、国や地域別のトラブル対策に至るまで、旅行前の「知りたい」を完全カバー。旅好き女子(=たびいじょ)にとことん寄り添った視点から、安全でオシャレな一人旅をサポートしています。
さて、こうした女の子に優しい紙面づくりを支えているのは、様々な大学から集まった女子大生「たびいじょ」たち。東京外国語大学2回生で、同誌編集部員、編集長を経て、現在は学生団体「mof.」の運営部員を務める新井佳和さんも、そんな「たびいじょ」の一人です。
大学に入って以来、すでに10ヵ国以上を旅して回っているという新井さん。彼女の思う一人旅の魅力は、なんと言っても「楽であること」。誰にも気を遣わず、誰にも縛られず、行きたい場所へ行き、やりたいことをやる。長旅になれば、ときには寂しくなることもありますが、だからこそ「たびいじょ」同士の連帯感も生まれ、旅先での触れ合いに繋がったりもする――インタビューに答える新井さんの言葉には、そんな想いが込められていました。
一人でも多くの女の子に、一人旅の楽しさを味わってもらうため、活動を続けている新井さんたち。最後に、なかなか一歩を踏み出せずに迷っているひとたちにメッセージを伺うと、新井さんはこう答えてくれました。
「国によってはマイナスのイメージを持たれているところもありますが、実際に行ってみると、現地のひとは温かくて優しい。やっぱり実際に行ってみないとわからないことがあるのだと思います。しかしだからと言って、あえて危ないところに行けというわけではありません。行きたいけどどうしよう?と迷っているなら、ぜひ『たびいじょ』を活用して欲しいです」
「たびいじょ」の詳しい設置場所などについては公式HPや団体のTwitterから確認できます。2017年もあと1ヵ月、年の終わりに新しいこと、始めてみませんか?
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