他界した父が闘病中に、ホームセンターで揃えられる材料を利用して、学生の頃に住んでいた昭和20年代頃の新潟の家を再現していたので見てあげてください。部屋の中まで作り込まれています。 pic.twitter.com/nTUAO1LWwr
? acco?? (@puchinleda) 2018年2月23日
この作品は、投稿者であるaccoさんの亡きお父様が、がん闘病中に制作したもの。昭和20年代頃、学生時代を過ごした新潟の実家を、身近な材料を使って再現しています。作品は片手で持ち上げられるほどの大きさですが、内装、建具に至るまで、しっかりと作り込まれています!
作品を紹介するツイートは、現在70,000件近くのいいねと、20,000件以上のリツイートを記録!しかしaccoさんにとって、こうした周囲の反応は、単に「話題になった」という以上の意味を持っています。
その理由は、今から3年前に行われたお父様のご葬儀にありました。
長い間、肺がんを患っていたというaccoさんのお父様。お住まいは千葉にあり、当初は東京の病院に通院をしていましたが、がんの進行に伴って、故郷である新潟の病院に転院。そうして同地で息を引き取ってしまったため、東京や千葉のお知り合いは、葬儀に参列できませんでした。
入院先を故郷に移したことで「新潟の桜が見たい」という父の夢を果たすことはできましたが、accoさんはそれでも心残りだったと言います。そうしたこれまでの経緯を踏まえた上で、accoさんは今回の反響について、以下のように話しています。
さて、accoさんがこの作品を投稿したのは、引っ越しに向けた荷造りの途中。
実は父が作った模型も、新居へ持っていくものを整理しつつ、ついでに写真に撮ってUPしたものでした😅
— acco🦋 (@puchinleda) 2018年2月25日
そんな訳で、引き続き引っ越し準備頑張ります…!
— acco🦋 (@puchinleda) 2018年2月25日
accoさんの話によると、作品は引っ越し先でも大切に保管されるとのこと。亡き父が、我が子に託した「小さな遺産」――それはあたたかい思い出とともに、末永く受け継がれてゆくことでしょう。
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お父様の遺産、素敵です。お父様のご冥福をお祈りいたします。そして新しい引越し先、新たな生活が幸福に包まれますように。
お父様の希望どうりでよかったのではないでしょうか。ご冥福をお祈りします。