以前の生活、そして恋人や友人、家族が恋しくて寂しい新生活を送っている人もいるのではないだろうか。
筆者もそんな一人・・・。
飲み会は絶対に最後までいる派だし、集団でいる時に一人になってしまうと急に不安を感じる寂しがり屋。
それにもかかわらず、人間関係をリセットしてしまう性格が災いして、Facebookの友達数はわずか10人(全て社内の人間)。これまで、卒業アルバムの寄せ書きの欄は小学校から大学まで真っ白で、大人になるまでこの白紙のページが寄せ書き用だったと知らなかったほど。
そんな自業自得で孤独に陥っている筆者が、寂しさを紛らわす旅に出ることにした。
ウサギの楽園で寂しがり屋同士が触れ合う
東京から飛行機とフェリーを乗りつぎやってきたのは、大久野島(おおくのしま)。
ここに住んでいる寂しがり屋なある生き物に会いに来たのだ。
そんな寂しがり屋仲間がこちら!
そう、ウサギ!
「寂しいと死んでしまう」という俗説があるウサギ。
筆者が今回やってきた大久野島は「ウサギの楽園」と呼ばれている島、一説によると戦時中、旧日本陸軍により毒ガス製造が行われていたが、戦後、対岸の小学校で飼われていたウサギが島内に放たれ、繁殖したんだとか。
現在は、日本人だけでなく海外からの観光客が訪れるほど人気の島となっている。
島に上陸するなり、さっそくウサギが!
この島のウサギたちは誰かに飼われているわけではなく正真正銘、野生動物。しかし長い間、外敵がいない環境で暮らしてきたためか警戒心は皆無。
観光客の目の前で堂々と日向ぼっこしていた。
動物好きで小学校の頃の夢は生物学者。
また幼い頃は「パンダ」と名付けたウサギを家で飼っていた。そんな筆者にとってウサギだらけのこの島はまさに癒しの場。
普段、感情を表に出さない筆者の頬も緩む。
寂しがり屋仲間がたくさんいるこの島は、孤独を感じていた筆者にとって夢の場所だった。
また大久野島はビーチも素晴らしく、インスタをやっていない筆者でさえ、いつかインスタを始めた時用にと、自分が考えるリア充っぽいプロフィール画像も撮影したほど。
孤独感は極上のお酒とともに忘れよう
ウサギに癒されたところで、翌日筆者が向かったのは竹原市の酒蔵。
広島県竹原市には歴史的な酒造会社が存在し、連続テレビ小説「マッサン」のロケ地にもなったほど。
一帯は「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、趣ある建物が続く。
ここでも、いつかのインスタ用にそれっぽい写真を撮っておいた。
そして今回、取材させていただいたのは藤井酒造。
築250年の蔵の一部が一般公開されており、日本酒の試飲や雑貨などのお土産も販売されている。
日本酒だけを試飲するのもいいが、せっかくいいお酒を飲むからにはいいおつまみとともに頂きたい。そんな人にピッタリの場所が施設内に用意されている。
それが「酒蔵そば処 たにざき」。
こちらでは、日本酒とともに手打ちそばやてんぷらを楽しむことができる。
筆者が頼んだのは、焼き味噌とタケノコのてんぷら。
タケノコは今が旬の食材であるとともに、ここ竹原市の名産でもある。
それをつまみに飲むのは、藤井酒造が作る純米吟醸「龍勢 桃ラベル」
2月下旬に販売された季節限定商品で、すでに完売済み。本来なら手に入らないのだが、藤井酒造の蔵で営業しているこの店ならまだ飲むことが可能!
さっそく飲む!
飲む!
飲む飲む!!
その結果、夢の中へ。
ウサギに日本酒、心も体もリラックスできる広島県竹原市
今回ご紹介した大久野島、藤井酒造以外にも広島県竹原市は魅力がたくさんある。
また今回取材させていただいた藤井酒造と並ぶ有名酒造、竹鶴酒造と中尾醸造の日本酒が、道の駅たけはらで購入できる。
【竹鶴酒造】
「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝の生家で、江戸時代から続く酒造会社。生もと(現存する最古の酒母の製法)の木桶仕込みで造った純米酒は濃醇な味わいでファンが多い。
【中尾醸造】
独自のりんご酵母を使用し、爽やかな酸味とフルーティーな香りが特徴の「誠鏡」。
ウサギ島で心を癒し、美味しい日本酒でリラックス。都会の人間関係につかれた筆者を十分に癒してくれる旅となった。
「一人で旅行はちょっと・・・」という筆者以上に寂しがり屋の方も絶対に満足できるに違いない広島県竹原市は、誰かと来るのはもちろん、おひとり様にもおすすめ。
次の大型連休は広島一択!!
提供:広島県ホームページ
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広島焼き…(*’へ’*) ンー やっぱり違和感ある。
広島焼きは言わないでほしい
広島で食べたお好み焼きで説明は充分です
大久野島はいまだに毒ガス兵器製造のため、苦しんでいらっしゃる方々がおられます
そちらもアップしていただきたいです
この旅、良いな〜
ウサ好き、酒好きにはたまりません♪