さて、そんな中、人が写真を撮ることの意味を改めて考えさせる、こんな作品が注目を集めました。
僕とお婆ちゃんとの約束の桜ポトレ。#東京カメラ部 pic.twitter.com/5BuWihLO0t
— YASUTO@祖母グラフィー (@yasuto8888) 2018年4月2日
微笑ましい春のひとときを捉えたこの作品は、アマチュア写真家のYASUTOさんが、ご自身のおばあちゃんを撮影したもの。「おばあちゃんと僕の大切な1枚になるといいな」YASUTOさんはそんな想いを込めて、シャッターを切りました。
被写体への愛情あふれる彼の作品は多くの人の胸を打ち、投稿は現在までに160,000件以上のいいねを集めています。
ところで、ツイートに添えられた文章にある「約束」という言葉――これはなにを意味しているのでしょうか。YASUTOさんは答えます。
しかし、この「約束」という言葉には、もう一つ別の意味がありました。
2015年には、おじいちゃんを亡くしたというYASUTOさん。その葬儀の際、親族から聞かされた事実は、後の人生に大きな影響を与えました。
大切なおじいちゃんの姿を、遺してあげられなかったという後悔。その時以来、YASUTOさんは、おばあちゃんの写真は撮り続けようと心に決めました。
つまり、「僕とおばあちゃんとの約束の桜ポトレ」は、そしてYASUTOさんがおばあちゃんを撮り続けることは、亡き祖父との約束でもあったのです。
『おじいちゃんとおばあちゃんと僕の作品』
おじいちゃんを撮影出来なくて後悔したあの日。
おじいちゃんの写真を見て感謝したあの時。
大切なおじいちゃんにあの人に。
自分に芯が出来た。
【あの日、あの時、あの人に、、、】
もう後悔はしたくないと僕のばあちゃんを撮りはじめた。#東京カメラ部 pic.twitter.com/YxXN3Ip5Zs— YASUTO@祖母グラフィー (@yasuto8888) 2018年4月5日
そんなYASUTOさんは、Twitter上での大きな反響について、こんなコメントをしています。
さて、もうすぐ6月。国内各所でアジサイの花が見頃を迎えます。大切な人と連れ立って、皆さんも撮影に出かけてみてはいかがでしょうか。
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ポエミーだね