行ったことがない人にとっては敷居の高い場所というイメージがありますが、一度行くとハマってしまうという意見もよく聞きます。
クラブとは縁のない人生を送ってきたであろう、クレイジー編集部ライターのイチマルとサイトー。行ったことはないけれど、憧れがあるという彼らのクラブに対するイメージはこんな感じ。
屈強な黒人という共通のワードは何なのでしょうか。ここまで恐ろしい偏見を持ちながら行ってみたいと言っている二人の精神状態が心配になりますが、実は筆者も行ったことがないため、クラブという場所がどんな空間なのか知りません。なら百聞は一見に如かず、行ってみるのが一番です。
屈強な黒人はいるのか?初めてクラブに行ってみた
とりあえず心の準備をするため、居酒屋に入ります。
サイトーは、クラブで浮かないようにとカラーワックスで髪を銀髪に!ヴィジュアル系バンドへの憧れを捨てきれないおじさんみたいになりました。
苺サワーを飲みながら、飼ったことのあるペットの話をしています。
一杯目の中ジョッキを数分で飲み干すと、サイトーがこの居酒屋のオリジナルメニュー「コロコロくじ」を注文。
一回500円で、サイコロを振って出た目のお酒が貰えるというワクワクのシステム。当たるお酒の一覧表を見ると、ハブ酒やミルク、さらにアルコール96度を誇る地獄のスピリタスまで!
しかしサイトーがゲットしたのは可もなく不可もない、日本酒「飛露喜」。リアクションに困ります。これを一気に飲み干し、今度はイチマルと二人で二回目の「コロコロくじ」に挑戦。
またもや二人そろって可もなく不可もない美味しい日本酒が当たり、仲良く飲み干す。
いい感じに出来上がってきたところで、お店を出ていざクラブへ!!
『YOKAN&GREENTEA 』
お酒の力を借りて、少しテンションが上がってきた地味~ズを引き連れてやってきたのは、渋谷にあるクラブ「VUENOS」。ラブホ街の中心に建物を発見!さて、屈強な黒人は・・・・・・・???
いない!!!!!
屈強な黒人がいなかった代わりに、優しそうなヒップホップお兄さんが呼び込みをしています。
この日は「YOKAN&GREENTEA」というイベントが開催されていました。なんと入場無料!そして取材であることを伝えると、ステージのバックヤードに通してもらえることに!ラッキー!
バックヤードに案内されるやいなや、持参してきたエグい透け感のサングラスを着用するイチマル。筆者とサイトーは必死に止めましたが、彼はサングラスに絶対的な自信を持っているのか我々の呼びかけを無視。
バックパスをもらい歓喜するイチマルとサイトー
そこへやってきたのはこの太っ腹イベントの主催者、大槻さん。せっかくなのでインタビューさせていただきました!
―――――――――このイベントの狙いはなんですか?
まだクラブに行ったことがない方とか初心者の人も来やすいイベントがしたいなーと思いまして。
―――――――――クラブって、「怖い」とか「危ない」ってゆうイメージを持たれがちだと思うんですけど、そんなイメージを持っている人たちにアピールしたいクラブの楽しいポイントはありますか?
僕自身はお酒を飲むのが好きなのと、音楽が好きってゆうところがあってクラブが好きですね。お酒を飲みながら、みんなが同じ曲で盛り上がって一体感が生まれる、そこがいいところだと思います。もっと敷居を下げていきたいですね。
―――――――――ダンスが踊れなくてもいいですか?
もちろん!僕も下手なので踊らないですよ(笑)。
―――――――――意外!それにしても、入場料が無料ってすごいですね。
クラブは基本的に2,000円とか3,000円ってゆうエントランス代があるんですけど、高いお金払って入ってみたらつまらなかったら嫌じゃないですか!もったいないし。だからこのイベントでクラブってものがどんな感じなのかを体験してもらって、この辺の他のクラブでもいいし、とにかくクラブ自体に興味を持ってもらえたら嬉しいです!
―――――――――それでいいんですか?儲けたいとか思わないんですか?
全然いいです!きっかけ作りになればなぁという気持ちなんで。
―――――――――優しい・・・。
でもTシャツに「デストロイ」って書いてあるよ!!
―――――――――怖がってますね。
あはははは(笑)。
フロア初体験
主催者の大槻さんがめちゃくちゃ優しい方だということがわかり、安心しきった二人はメインステージのあるフロアにやってきました!しかし・・・・。
人がいない。
フロアいっぱいの人にもみくちゃにされながら踊るようなイメージがありますが、お客さんらしき人は5、6人程度。もしかしてヤバいイベントに来てしまったのかと不安になりましたが、大槻さん曰く、終電がなくなる2~3時頃からお客さんが増えていくとのこと。
安心したところで、まずはバーへ行きお酒を頼みます。サイトーがイチマルの要望を無視して頼んだのは念願だった「イエーガーマイスター」のショット。
大槻さんと、近くでビートを刻んでいた見知らぬパリピお兄さんも一緒に乾杯!!
クラブで出会った初対面の人と乾杯するという第一関門を突破して調子がついてきたサイトーは、またもバーカウンターへ。頼んだのはこれまたアルコール40度超え、泣く子も黙るウォッカショット。
イーエガーとウォッカで怖いものがなくなった男二人は“幼児大はしゃぎ”みたいなダンスで踊り散らします。
今ならブレイクダンスもできますよ。
唐突に、見よう見まねのブレイクダンスを披露する一児のパパ、サイトー。それに付き合わされているこう見えて実は高学歴な26歳独身イチマル。このブレイクダンスで酒がまわり、完全にブレイクしてしまったイチマルはここで力尽きる。
人が増えてきたかも?というところで、明日も仕事のある我々は終電で帰宅することに。こうして、二人のクラブ初体験は幕を閉じました。
ちなみに、この日の深夜はこんな感じだったそうです!
このようなイェイイェイのウォウウォウが好きな方は、是非深夜帯に行くことをオススメします。
実際にクラブへ行ってみた感想は?
黒人の厳しいチェックがあると思って身構えていましたが、ちょっといかつい人が立っているだけだったので安心しました。中もバリバリに踊っている人ばかりだと思ってたら、二人ぐらいが小刻みに揺れているぐらいだったので拍子抜け。結論、クラブ怖くない、そんなに。
トイレに血だらけで倒れている人はいないし、大麻も吸っていなかったので、これまでの凝り固まった偏見がなくなりました。でもロンTで肌を隠す厳つい人はいました。美女お持ち帰りのワンチャンを期待して、嫁に「今日は帰らないかもしれないぞ・・・」と宣言して来ましたが、そんな夫婦の危機を迎えることなく楽しめました。
ひどい偏見を持っていたので、構えていた分拍子抜けしてしまったらしい。とにかく、今後は「クラブ行ったことがあるやで(ドヤ)」と言うことができるし、いい経験になったのは間違いありません!
次は大人っぽいBarに行ってみたいなぁ・・・。
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苺サワーと、幼児大はしゃぎ笑
なんでクラブ行くのに傘?w
幼児大はしゃぎwwwwwww
亞さめの漫画みたいで面白いw