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12才の少年は、保護施設の犬猫のために「蝶ネクタイ」を手作りする

保護された犬猫のためのある取り組みに、世界中から賞賛の声が寄せれらています。始めたのはなんと、12才の少年でした。

その取り組みとは、「里親を必要とする犬猫たちがより魅力的に見えるように、蝶ネクタイをプレゼントする」というもの。

Beaux and Paws by Sir Darius Brownさんの投稿 2019年6月20日木曜日 

 

純粋に犬猫のためを思った愛を感じるこのアイデア。大人にはなかなか思いつけませんね...。アイデアを思いついたのは、アメリカ・ニュージャージー州出身のダリウス・ブラウンさん。12才です。驚くべきことに、この蝶ネクタイは全部ダリウスさんの手作りで寄付されたものなんです!

クラウドファンディングサイト「GoFundMe」によると、彼はハリケーンがもたらした大災害をきっかけにこの取り組みを始めたそう。

ダリウスさんが蝶ネクタイ作りに目覚めたのは、8才の頃。2才で理解力と運動能力の遅れを医師から告げられましたが、ネバーギブアップの精神は誰よりも強く、お姉さんたちの協力を得ながら、ネクタイ作りはみるみるうちに上達していきました。

2017年に、ハリケーン・ハービーがテキサス州を、ハリケーン・イルマがカリブ海諸国を襲い、甚大な被害をもたらしました。

「何かできることはないのか」

そう考えていた時に、一部の保護された救助犬が受け入れ先を待っている状態だと知りったダリアスさん。

「動物たちがより魅力的に見えれば、里親に見つけてもらいやすくなるのでは」

そう思い立ち、手作りの蝶ネクタイを保護施設に寄付することにしたそうです。

ダリアスさんはその寄付を通して、保護施設のスペース不足のために毎年何千もの保護犬が殺処分を受けているという事実を目の当たりにしました。

強い使命感にかられたダリアスさんは、アメリカとイギリスの動物保護施設にたくさんの蝶ネクタイを寄付してきました。この行動力、大人でもなかなか真似できるものではありません!

動物たちがよりかわいく見えるようにと作られた蝶ネクタイは、どれも色鮮やかで可愛らしいものばかり♪デザインセンスも抜群のようです。

この素敵な取り組みは、あのオバマ前大統領にも表彰されました!他にもバスケットボール選手や俳優さんなど、様々な業界の人から支持を得ています。また彼のSNSの投稿は「あなたの心はなんて優しさで溢れているんだ」「この活動はきっと大きな成果を生むよ」など応援コメントで溢れています。

蝶ネクタイによって事態が突然好転することはないにしろ、愛らしい姿に心を打たれる里親の数は増えるはず。この取り組みがきっかけで保護施設の現状に改めて注目が集まり、少しでも多くの犬猫に里親が見つかるよう願います。

ダリアスさんに協力したいという方は、コチラ(英語)で寄付を募っているそうなのでチェックしてみください。

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  1. 道端に軍手置き太郎

    尊敬します

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