2019年7月現在YouTubeのチャンネル登録者数50万人を突破した「ガーリィレコードチャンネル」。「ホームビデオ」をコンセプトに、モノマネや食レポ、DIY、彼ら自身が考えたゲームなど、様々な種類の動画が毎日アップされています。
人気動画の1つ「【深夜のテンションシリーズ】気配斬り」は再生回数160万回を突破し、テレビのバラエティ番組でも取り上げられるなど、注目度の高いYouTubeチャンネルです。
このチャンネルで活動をしているのが、チャンネル名と同じ名をもつ「ガーリィレコードチャンネル」というグループ。今回、メンバーの4名にインタビューを実施!彼らの活動内容や性格について、話を聞いていきます。
ガーリィレコードチャンネル = 母船
───皆さんはNSC東京17期の同期で、ガーリィレコード[高井佳佑(たかい けいすけ)さん・フェニックスさん]さんと、雨野宮将明(あめのみや まさあき)さんと太郎さんと…とそれぞれ別々に活動されていましたが、今はこの4人で「ガーリィレコードチャンネル」というグループなんですか?
フェニックス:今、吉本の登録でいうとそうなります。
高井:「ガーリィレコードチャンネル」っていうのがグループ名だし、YouTubeチャンネル名なんで、めちゃくちゃ、ややこしいんです。
太郎:やりはじめた当初、あのチャンネルに出てる4人だから一緒の名前でいいやってつけちゃって。
フェニックス:今でこそ気持ち悪いんですけど、今さら変えるのもね。
───じゃあ、「ガーリィレコードチャンネル」というYouTubeチャンネルで活動しているグループの、ガーリィレコードチャンネルさんが正しい呼び方ですね。
フェニックス:そうなりますね。
雨野宮:YouTubeで動画配信を基本に、他にも盛り上げ役でイベントとか営業に出させてもらったりしてます。
フェニックス:でも、全部のお仕事がこのグループってわけでもなくて。
高井:時に僕たちガーリィレコード2人のお仕事もあるし。そっち(雨野宮・太郎)はそっちであるし。
太郎:グループがあってそれぞれピンとかユニットで活動してる…最近の女性アイドルグループみたいな感じですね。
───そうなんですね…!YouTubeチャンネルでの活動をホームに、各々が活動する形は吉本興業の芸人としても珍しいですよね?
フェニックス:今は他にいないかもしれないですね。新しい試みみたいです。
太郎:事務所も「やってみたら?」って結構あっさり(笑)。
雨野宮:ガーリィレコードチャンネルが母船みたいな感じだね。
高井:その母船から派生派生で、ライブ・テレビ・イベントとかに各々が出演させてもらってる感じです。
太郎:僕ら(雨野宮と太郎)も、この他に「甘栗カンパニー」っていうぽっちゃりアイドルユニットで活動してます。
雨野宮:甘栗カンパニーも今おもしろくなってきてて…ちょっと、まだ言えないんですけど(笑)。
フェニックス:そっちのアイドル活動も長いよね。
雨野宮:うん。よしもと無限大ホールのアイドルユニットとしては初期から活動してる。でも、ずーっとボケてるんだよね。俺らは(笑)。
太郎:そうなんだよ(笑)。
雨野宮:無限大ホールで他の「SALTY's(ソルティーズ)」「NALU-SEE☆(ナルシー☆)」がちゃんとバンドとかアイドル寄りでやってる中、俺らはアイドルユニットっていうコントをし続けてるの。
高井:太った芸人たちが、ぽっちゃりアイドルって言ってね。
※NALU-SEE☆:6人組ナルシストアイドルユニット。メンバーは、JUN、MARY、HINA、YUSUKE、YUMA、KODAI。
───「ガーリィレコードチャンネル」っていうグループでありチャンネルが母船としてあるからこそ、各所で活躍できるんですね。
雨野宮:それだからいいのかなっていうのもちょっとあって。各々が好き勝手やってる中に母船として、チャンネルの時間がある感じ。
高井:みんなで完全に足並み揃えたりするよりかはね。
偶然が重なってできたチャンネル
───じゃあ今度は、「ガーリィレコードチャンネル」というYouTubeチャンネルが始まったきっかけを教えてください。
高井:始まったのは1年前ぐらい。そもそもYouTubeチャンネルをやろうのきっかけは、ほぼ、アメ(雨野宮)なんです。もともと、普段から(ガーリィレコードの)2人で動画を撮るってなったときにアメが手伝ってくれてて。
雨野宮:僕はコンビを解散してピンになって相方を、捜してたんですけど、ずっとYouTube見てて… YouTuberになりたいと思ってたんです。
その頃、ガーリィ(ガーリィレコード)が、Twitterの動画でめっちゃバズってて、YouTuber合いそうって思ったんだけど、そんなにYouTubeを2人は見てなくて…。
フェニックス:うん。
雨野宮:いや、これ多分、今チャンネル作って動き出したら絶対に再生数伸びる!人気になるって!っていう、絶対っていうか、本当、なんていうんだ…えーっと、あ、わっかんなくなっちゃった!(笑)
一同:(爆笑)
太郎:確信のない自信があったんだね。
雨野宮:そう!それ!YouTubeって1万人まで登録者がいたら後は、勝手に伸びていくって思ってて。Twitterの感じからガーリィなら1万人は絶対にすぐいくって思って。だからあの手この手で、色んな甘い囁きをして誘導してた(笑)。
フェニックス:いろいろ言えないことばっかり(笑)。
太郎:どうにかして始めさせたかったんだね。でも当時って今ほどまで世間一般に広まってない感じじゃない?YouTubeって。
フェニックス:1年半前位だけど、芸人がYouTubeをやるっていうのはメジャーじゃなかったよね。
雨野宮:多分、はいじぃさん(NSC東京3期)が、YouTube1期生ぐらいじゃない?
高井:うん。あと同期のスパイシー坊や(NSC東京17期)。彼も早い段階からYouTubeやってて、僕もちょこちょこ動画に出てたんですよ。
フェニックス:よく遊びに行ったりしてたな。
高井:うん。一緒に撮影しに行ったりいろいろとしてたんだよね。だからこそ、アメに言われたときも、YouTubeは無理だろうなって正直思ってた。めちゃくちゃ頑張ってるのに再生数伸びないから…。
太郎:あー…辛さを知ってるんだね。
───Twitterで動画が話題になって、雨野宮さんからチャンネル開設を勧められても二つ返事で始めたわけじゃなかったんですね。
フェニックス:2ヶ月ぐらいかかったかな?
高井:うん。ただその時期に僕らのTwitterに上げてた動画が、誰かにYouTubeへ無断転載されてて。
フェニックス:そうそう。で、それを消すためには、本人が自分のチャンネルで動画をあげないといけなくて。
───それは大変なことになりましたね。
フェニックス:そんな中、吉本の社員さんに一旦動画データをくれって言われて、言われるがまま送ってたらチャンネルが立ち上がってた(笑)。
まぁ、要は社員さんがたててくれたんですよね。で、その時の登録者が…5,000人ぐらいいたのかな?
雨野宮:その初動を見て、俺はやっぱり、絶対にYouTubeやりなよって。でもどっちかが「やる」ってならないとやらないから、ずっと「やってくれ」って言うだけ。
フェニックス:…ってことがあって、やろうってなったんですよね。それが1年半ぐらい前だったかな?
───色々と偶然が重なったんですね。で、最初はガーリィレコードのお2人で?
高井:はい。で、アメが最初は作家としてみたいな感じでついてくれて。だからずっとカメラのそっち側にいたんです。
雨野宮:うん。「俺も動画に出してくれ!」っていうよりかはサポートの立ち位置でしたね。で、動画をちょこちょこあげてみたら、動画を上げれば上げるほど登録者がエグいスピードで増えたんだよね。
フェニックス:早かったねー。で、7月21日から私立校の夏休みが始まるっていうのを知ってたんで、夏休みの期間だけ、毎日投稿をやってみようってなったんです。
太郎:で、その時期が、フェニと俺が同居を始めた時で。
───動画の舞台になってる「ガーリィレコードチャンネルハウス」ですね。
フェニックス:そうです。築60年の木造一軒家を、俺が契約して太郎ちゃんと住み始めたんです。
太郎:そこに、3人が集まって、毎日投稿をする話をしていた瞬間を見てたんですよね、俺。そしたら「太郎ちゃんもよかったら動画出てくれない?」って言われて。
フェニックス:「夏休み期間だけだし、出ちゃいなよ」ってね。
太郎:俺も何も考えずに、とりあえず一緒に住んでるし「いいよー」って。
フェニックス:だから最初は、アメも太郎ちゃんもほんとたまにしか出てなかった。
高井:ただ、基本的な撮影場所は太郎ちゃんの部屋を使ってるんで。
太郎:うん、俺出てないのに、動画は俺の部屋で撮ってるっていうね(笑)。
フェニックス:夜勤に行ったあと撮ってた(笑)。
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zawa’sキッチン好きだわ(*^ω^*)
みんなが会話してるの脳内で再生された 気ままな感じでいつまでもやってほしい