今回は、小さなお子さんのいる方にぜひ読んでいただきたい記事です!大人も子どもも楽しめる、ねこの絵本についてご紹介します。
緊急重版!とにかく面白い絵本『ねこいる!』とは?
2022年2月10日にポプラ社より発売された絵本『ねこいる!』がSNS上で話題となっています。
著者はお笑い芸⼈や漫画家・絵本作家として活動している、たなかひかる先生。「サラリーマン⼭崎シゲル」シリーズで一躍人気となりました。
今回話題となっている『ねこいる!』は、とくに子どものいる家庭での反響が大きく、子どもたちに大ウケなのだとか……!
どんな内容なの?
実はこの絵本、内容はほとんどありません。「ねこがいるか、いないか。」ただそれだけの絵本です。
シンプルかつユニークな絵柄が子ども心をくすぶり、発売2週間で緊急重版がかかったほどの人気。現在は、3版目に突入しています。
Twitterでの反響は?
Twitter上では、「まじで子どもが喜ぶ絵本だ」「本屋で立ち読みして面白かったので買っちゃった」「しょうもなくておすすめ」など、大人も子どもも楽しく読んだとの感想が多数投稿されていました。
また、かわいい愛猫と絵本の2ショットを投稿しているユーザーもたくさん見られました!
著者のたなかひかる先生にインタビューしてみた!
今回、著者のたなかひかる先生へインタビューをしました!
ともだ:先生がお笑い芸⼈・漫画家・絵本作家など幅広い活動をし始めたきっかけはありますか?
たなかひかる先生:もともと、絵を描くか、お笑いをするか迷いながら美術の大学に入学しましたが、やっぱり若いうちにお笑いをやろうと思って大学を中退しました。
しかし、僕には売れてテレビに出たいという気持ちがありませんでした。「自分がおもしろいもの作れるってみんなに知ってもらいたい……でも芸能界はたぶん僕にとって心地良い世界じゃないし……」と、向かうゴールが見つからず長年苦しんだ過去があります。
あるとき「特技を磨いておいた方がいいよ」と尊敬する先輩から言っていただき、「お笑い」を絵で表現してみることにしました。
「漫画家大喜利3」で優勝しました!
初めてトロフィーをいただきました。
Tシャツのプリントと同化していますが、よく見るとトロフィーを持っています。楽しかったー!
森田まさのり先生をはじめ、ご出演された先生方、ありがとうございましたー! pic.twitter.com/3XeK3TRJYi— 田中 光 (@avocadohikaru) December 11, 2019
そこから、ようやく生きやすくなりました。ギャグ漫画は、日本の人に向けてお笑いの発想をそのままお笑いとして描いています。
#サラリーマン山崎シゲル頂いたお題NEO vol.171
お題 真剣白刃取り
【サラリーマン山崎シゲルNEO】1巻・2巻
【つまねこ~妻とねこの話~】1巻・2巻
発売中です!ぜひ!#サラリーマン山崎シゲル #サラリーマン #山崎シゲル #田中光 #真剣白刃取り pic.twitter.com/DgKx7Y9nHv— サラリーマン山崎シゲル (@hikaru_illust) November 3, 2021
絵本は、世界の人に向けて、お笑いの発想をお笑いじゃないものとして描いています。
絵本『ぱんつさん』が「第25回日本絵本賞」を受賞しました。
「たなかひかる」名義で描いた初めての絵本です。「なんかよくわからないけどおもしろいですね」と出版に力を貸してくださった方々、おもしろがって読んでくださった皆さまのお陰です。
すごく嬉しいです。本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/BVG8Ozn1rt— 田中 光 (@avocadohikaru) July 15, 2020
芸人、漫画家、絵本作家など、色々言っていただけるようになりましたが、僕としては20年前から変わらずお笑いを作っているだけです。
ともだ:『ねこいる!』を制作することになったきっかけはありますか?
たなかひかる先生:前作『ぱんつさん 』より、もっとシンプルなものを作ろうと思ったことがきっかけです。
“いないいないばあ!”くらいシンプルなシステムの絵本です。
ともだ:この絵本の見どころや魅力を教えてください!
たなかひかる先生:ねこたちが無表情に飛び出してくる馬鹿馬鹿しさ、だと思います。
ともだ:今回の絵本を作る上で苦労したこと、大変だったことはありましたか?
たなかひかる先生:最初のページからずっとバレずに、最後のページで気付いてもらいたい仕掛けがありまして……。色の調整が大変でした。
ぜひ、絵本を手に取ってみてください。
ともだ:最後に、『ねこいる!』をどんな人に読んでほしいですか?
コミュニケーションツールになったらいいなと思って作りました。子どもも大人も楽しんでいただけたらと思います。
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ありがとうございました!筆者も、早速本屋さんに行って、買ってみようと思います!
書籍リンク:ねこいる!
著者SNS:@avocadohikaru
HP:ポプラ社
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