子供が泣いてグズってしまったとき、みなさんはどういう対処をしていますか?彼らの考えを適切に読み取って、それに即した行動を取るのは本当に難しいことですよね。
インスタグラムで活躍されるぽよ母さんは先日「待つこと」の大切さというタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
育児において「待つこと」を大切にしていると語るぽよ母さん。ある日幼稚園の登園を渋っていた息子くんは、車のシートから降りずに静かに泣いていたのだといいます。
登園を渋る息子くん。提供:ぽよ母さん
強制したり急かしたりするのではなく、「待ってあげる」という選択をとったぽよ母さん。複雑で繊細な子供の心情を、こんな風に読み解きます…。
静かに待ってあげるぽよ母さん。提供:ぽよ母さん
育児における「待つこと」の大切さを描いたこの漫画。作品を描かれたきっかけや、フォロワーさんの反応について投稿者のぽよ母(@poyohaha)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――今回の漫画は、どういったことがきっかけで描かれたのでしょうか?
ぽよ母さん:にぃくん(息子)が自分自身で気持ちを切り替える成長の瞬間を漫画に描きたかったからです。
――「待つ」という選択をするようになった背景には、どのような過程があったのでしょうか?
ぽよ母さん:以前、子育て講座を受けた時に、「癇癪を起こしたりイヤイヤしてる子どもには、待つことが大切」と学んだ経緯があったからです。イヤイヤ期に入る前にこのことを学んでいたので、いざ癇癪を起こされても、「これは成長のチャンスだ」と思えるようになりました。
――フォロワーさんの反応には、どういった声がありましたか?
ぽよ母さん:「対応が素晴らしい!」「感動しました!」というお声もありましたが「専業主婦だからできること」「朝は仕事かあるから待つ時間がない」等、「待ちたくても待てない」ママさんのお声もたくさん届きました。
子どもの気持ちを切り替えるタイミングはきっと登園渋り以外にもあると思っています。公園から帰るのを嫌がる時、ご飯の前にお菓子を食べたがる時、習い事に行くまでの時間、お風呂に入りたがらない…などなど。
子どもは、やらなきゃいけないことをわかっていると思います。そういう時こそ「あえて待つこと」が子ども達の成長に繋がっていくと思っています。
また、私自身も毎回待つことはできていません…。子どもが自分から動くのを見守るためには、自分自身の心の余裕が必要だなと改めて実感しました。
子供が自分の頭で考え、整理をつける時間を与えるための「待つ」という選択。心と時間に余裕がある際は、そんな選択肢も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
作品提供・取材協力:ぽよ母@育児・夫婦のエッセイ漫画
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