アナタにとって「仕事」とは何ですか? 「お金を稼ぐ手段」「生き甲斐」「趣味」など目的は人によって様々ですよね。しかし、その価値観はアップデートされる場合もあるようです。
インスタグラムで活躍されるぬんぬんさんは先日、自身のお仕事にまつわるエピソードを漫画にして公開しました。
あらすじ
先日、長年勤めた職場を退職したというぬんぬんさん。
決定的な出来事があったわけではありませんが、変化のない場所にいることで気持ちが沈んでいく自分を感じていたのだといいます。
慣れ親しんだ場所なのに、気持ちが沈んでいく。提供:ぬんぬんさん
それでも当初はそんな自分をなんとか抑え込んでやり過ごしていたぬんぬんさん。
年齢的なことや経済的なことなど、「気持ち」だけでは解決できない問題があったからです。
自分を型にはめ込んで日々をやり過ごしていたぬんぬんさん。提供:ぬんぬんさん
しかし、そんなぬんぬんさんに「一歩踏み出すキッカケ」を与えてくれたのは旦那さんでした…。
本編を読む旦那さんの素敵な視点に救われたエピソードを綴ったこちらの漫画。投稿の経緯や詳細について、投稿者のぬんぬん(@super_nuun)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――今回の漫画はどのような思いで描かれたのでしょうか?
ぬんぬんさん:「好きなことをする」にフォーカスされがちですが、40歳も過ぎると「嫌なことはしない」ということもとても大切なことだと感じるので描きました。人生には終わりがあるということを若い時より明確に感じるようになったので、誰でも等しく流れる時間の使い方として、仕事を含め自分基準で考えていきたいなと思っていました。
――旦那さんのアドバイスを聞いた当時の心境を教えてください。
ぬんぬんさん:自分たちにとって、社会的地位やお金より大切なのに、なぜかちょっと後回しにされがちな「気持ち・心」をいちばんに考えてくれて嬉しかったです。自分も旦那が仕事を辞めるときに同じことを思ったし、言った。自分はなにをどう考えるのか立ち返らなければいけないとおもいました。
――退職後、農家さんのお手伝いを選ばれたのはどうしてでしょうか?お仕事の魅力を教えてください。
ぬんぬんさん:もともと食べることが大好きで、 地産地消するように食材を選んでいました。住んでいる街も少し走れば農家さんがたくさんいる地域です。お店に並ぶ前の、畑の野菜がみたくてアルバイトに応募してみました。自分たちが何気なくスーパーで手軽に買っている野菜は、こんなにたいへんで、こんなに大切に日々育てられているんだな…と知ることは生きていく上で確実にプラスになると思います。実際に土のうえに立ち、体を使って汗水垂らして収穫した野菜を自分で調理して食べると、単純明快な生きる喜びがありますよ。
人生において何かを選択するとき、損得よりも「どんな自分になりたいか」という視点で考えられるのってとても素敵なことですよね。 「えいやっで踏み出して良かった!」と締めくくったぬんぬんさんなのでした😊
作品提供・取材協力:ぬんぬん
ブログ:夫婦8畳ワンダーランド
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