夏空に広がる2本の虹
大きな反響を呼んだツイートを投稿したのは木村はぢめさん。「長女が『にじ!』というので『雨降ってないのに?』って見たら環水平アーク 君ねぇこれはレアですよ!」というテキストと共に公開された写真がこちら。
twitter.com@Emidah
写真に写っているのは、薄曇りに隠れた太陽の周りに見える半月状の虹。そしてその下方にもう一本、上向きに反った形の虹が確認できます!
投稿者によると、写真を撮影したのは2021年8月8日の午前12時30分頃で、撮影地は広島県広島市とのこと。投稿者のツイート文でも言及されているように、こちらは普通の虹ではなく「環水平アーク」という現象です。
気象情報メディア「ウェザーニュース」の解説によると、「環水平アーク」とは、空の低い所にある雲の上に、虹色の光の帯が見える気象現象のこと。光の帯が水平に近い形になることから「環水平アーク」と呼ばれています。
投稿者に撮影時の様子を伺ったところ「長女4歳が空を指さして『にじ!にじ!』と騒いでいて、見上げるとこの状況でした。長女は『すごいねー!』と喜んでいました。次女1歳7か月も一緒にいましたが、じっと見上げて夢中なようでした。」との回答がありました。
ちょっぴりレアな気象現象に投稿者と2人の娘さんたちが目を奪われている様子が微笑ましいですね。この美しい発見は、きっと夏の素敵な思い出になったのではないでしょうか。
ネットでの反応は?
貴重な写真を見たユーザーからも「綺麗ですね!」「これだけハッキリ見えるのは珍しい!」「スゴイ!」といった感激するようなコメントが寄せられました。やはりレアな気象現象だけに目撃した経験のある方は少なかったようで、多くのユーザーが驚いた模様です。また、幻想的な光景にアニメ「エヴァンゲリオン」のワンシーンを連想したという反応も並びました。
8月も後半に差し掛かったところで、まだまだ夏の季節が続きます。たまには空を見上げてみると、フォトジェニックな気象現象を目撃できるかもしれませんね。
Twitter:@Emidah
ブログ:ハヂメモ.emidah.net
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