まもなく4月。暖かい日もちょっとずつ増えてきてもうすぐ春がくるぞって感じですね。
服装もそれに合わせて替えるのでそろそろ衣替えしなきゃなんて方も多いかと思います。
そんなわけで今回は衣替えに関する企画やってみました。
題して!
【そろそろ衣替えの時期なので食べ物の「衣」もついでに替えてみた】
揚げ物とかでも「衣」って言いますよね。
いつも同じ衣しか羽織らない食べ物を違う衣に変えてあげて、なおかつ違う衣でもおいしくなるのか?という企画でございます。
どうか暖かい目で見守ってください。
まず初めはコレ。
1.コロッケ
みなさん大好きコロッケでございます。
きっとコロッケもこのフライの衣を羽織らされるのに飽きていることでしょう。「コロッケに感情はないよ」とか言わないでください。
さてこのコロッケに新しく羽織らせる衣はこちらです。
天ぷらです。
コロッケとはまた一味違った衣ですね。上品な和の衣を羽織らせてみたいと思います。
出来上がりがこちら。
コロッケの天ぷらです。
名前の脂っこさとボリュームがすさまじい。この文字をタイピングしただけで胃がもたれそうです。
今回は普段の天ぷらの食べ方と同じようにソースではなく塩でいただきます。
それでは実食。
顔が少しだけ不安気ですね。
肝心のお味の方は・・・
うまい。
上品なコロッケを食べてる感じで、それでいて天ぷらにはないボリューム。
不思議な感覚の食べ物ですがこれは結構おすすめです。
普通にうまい。
次はコチラ。
2.ナスの天ぷら
天ぷらの衣を変える時、代表的なエビにしようかと思ったのですが、エビフライやエビのフリッターなどエビだけ色んな衣を羽織らせてもらっているのはズルいと判断し、他の衣を羽織らせてもらえないナスにしました。
エビのちやほやされ具合に僕が何故か嫉妬した結果です。
さて、このナスにどんな衣を羽織らせるのかと言うと・・
からあげです。
ナスにから揚げの衣を羽織らせます。
から揚げ粉をまぶすのですがなかなか粉がナスについてくれなくて苦戦しました。
そして出来上がったのがこれ。
ナスのからあげです。
見た目はほぼ素揚げみたいになってますがうっすら茶色がかってますね。
もうこの時点でうまそうな予感しかしないです。
コロッケの天ぷら同様、からあげの食べ方に則してレモン汁でいただきます。
いざ実食。
こちらの味は・・・
うっめぇ。
作ってる途中からうまいとは思ってたけどうまい。おつまみで出てきたら最高の味ですね。
天ぷらより脂っこくなく、それでいてあっさりし過ぎてもないのでちょうどいい。
これはほんとにうまかった。
さて、ここまでは「衣」と呼ばれるものを羽織っていた物でしたが、ここからはそれ以外の物、「何かに包まれている物」も「衣」とみなし、衣替えをしていきたいと思います。
まずはこれ。
3.大福
ここで甘いものにチャレンジしていきたいと思います。いつも餅に羽織られているあんこを解放してあげます。
そしてこの餅の代わりに羽織らせる「衣」は・・・
そうです。フライです。
あんこをからっと揚げてみたいと思います。
味はもちろんのこと爆発などしないか不安でしょうがないです。
まずあんこに小麦粉、卵、パン粉をまぶします。
全部まぶすとこんな感じに。
なんだかカキフライみたいになりました。
そして揚げます。
揚げているのはあんこです。繰り返します揚げているのはあんこです。
出来上がりはこんな感じ。
あんこのフライです。
この字面の違和感がすごい。
一見少し焦げているように見えますが、これは衣が少しはがれてしまいあんこが垣間見えているだけです。
少々食べるのがおっかないですがこの味を伝えなければいけない使命が僕にはあると思うんです。いやないんですけど、あると思うんです。
そしてフライの食べ方と同様、ソースをかけます。
ここにきて本来の食べ方に則してきたのが悔やまれます。
いざ実食。
もう味わう前からまずそうな顔をしていますね。
少し老けた気すらします。
気になるお味は・・・
意外にうまい。
食べる前は不安でしょうがなかったのですが意外にも合う。
ソースなんか絶対に合うわけないと思ってたのですがそのソースが一番マッチしてました。
逆にソースなしで食べたほうがおいしくなかったという衝撃。
一瞬、「あれ?俺って舌バカなのかな?」と思いましたがこれはおいしいです。
もし、「僕の舌がバカだ」と思う方がいたら実際にやってみてください。
続いてはコレ。
4.いなりずし
甘い物の次はしょっぱいものです。この繰り返し無限に食べれますよね。
結果としてあんこのフライは甘かったのかどうか微妙ですけど。
そしてこのいなりを剥がして何の「衣」を羽織らせるかと言うと・・・
アメリカンドッグです。
この世で一番小規模な日米合作がここに誕生しました。
仕上がりが全く予想できませんが早速料理していきます。
酢飯を固めて、小麦粉、卵、牛乳、ベーキングパウダー、砂糖で作ったアメリカンドッグの液体につけます。
アメリカンドッグっぽくするために竹串を刺してみました。生まれて初めて作るアメリカンドッグの中身が酢飯の人は世界で僕だけじゃないでしょうか。
そして揚げていきます。
どんな物でも揚げているシーンは絶対にうまそうに見える説を唱えておきます。
出来上がったのがコレ。
スメシアンドッグです。
「スメシアン」という謎のパワーワードがここに爆誕しました。
意外と見た目は悪くないです。色味だけ見たらいなりずしとなんら変わりはありません。
アメリカンドッグと同じようにケチャップをかけていただきます。
ケチャップをかけると中身が酢飯だということを忘れてしまいます。
いざ実食。
味の感想はというと・・・
ご覧の通り激マズです。
噛んだ瞬間にケチャップ、酢飯の酸味と砂糖の甘さが口の中に広がって大事故を引き起こします。
酢飯を竹串を刺したり揚げたりする手間を考えると、コストパフォーマンスがこれでもかってくらい悪いです。
絶対にマネしないでください。
次が最後の衣替えになります。
食材はこちら。
5.チョコバナナクレープ
もうここまでくるとこのまま食べたいです。
そしてクレープの衣を剥がし、チョコバナナの具材を包むのは・・・
いなりずし再び。
「いなりずしの中だけ使って外のいなり使わねぇなんてどういうことだ!」という誰が発したかわからない、もしくは誰も発してない声にお応えして、今度は外側を使っていきます。
「いなりずしに捨てるとこなし。」といったところでしょうか。
早速作りました。
チョコバナナいなりです。
今までの作業工程は何だったのかと思わせるほど簡単にできました。
見た目は完全にいなりずしです。
でも中を開くと・・・
なぜこんな物を作ってしまったんだろうか。
映画でよくある、「モンスターを生み出してしまった科学者」の気持ちがこんな形でわかるとは思いませんでした。
それでは実食!!
味の感想で合っているのか分かりませんがとりあえずその場を離れずにはいられなかったです。
これ以上の感想、記憶はどこかにいってしまいました。
さていかがでしたか?
色んな食べ物の衣替えをしたところ意外にもおいしいものもあれば、二度とこの世に生み出してはいけないものまで様々でしたね。
いい意味でも悪い意味でも見た目に騙されちゃいけないですね。
こうやってすべて集めるとうまそうに見えるんだけどなぁ・・・。
それではまた~。
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