この自分の意思とは関係なく起きる現象、「ジャーキング」や「入眠時ぴくつき」と名前が付けられている。
授業中にうたたねをしてしまったときや、電車で寝ているときなんかに、このジャーキングが発生し、恥ずかしい思いをしたという人も多いことだろう。
「ジャーキング」の詳しいメカニズムは分かっていないとのことだが、仮説では脳と脊椎が夢などで起きたことを実体験と混同して、神経伝達をしてしまうことによって起きるんだとか。
また、ジャーキングが起きやすい要因としては以下のものがあげられるそう。
・不安定な姿勢で寝ている
・眠りが浅い状態
・高所から落ちる夢を見ている
今回はそんな「ジャーキング」を人為的に起こす方法を考えてみた。
寝ているときに足がビクッとなる現象を人為的に発生させる
筆者にジャーキングが起きるとき、うたた寝をしながらよく見ているのが、階段を下りている途中に足を踏み外す夢だ。そうは言っても夢を操作することは簡単ではないので、うつらうつらとした状態のときに、同様の映像を見せ、脳に実体験と勘違いをさせてジャーキングを誘発させることにする。
そこで、階段を踏み外す様子を動画で撮影し、アプリを使ってVRゴーグルで視聴することが出来るようにした。
今回はこれを使用する
疲労がたまっているであろう就業間近に被験者に体験してもらった。
まず、被験者には、不安定な置き場に足を置いてもらう
ゴーグルを上手くつけられない被験者、平田氏
その状態で、30分間にわたって眠りを誘発させるというリラクゼーション映像を視聴してもらう。
始めは「これいつまで見るの?」と駄々をこねていたが、ついに深いリラックス状態に入った、平田氏
そして、ここからが本番。
筆者が職場近くの階段で一人撮影してきた動画を視聴させる。
こちらが、その動画
反応はというと・・・
あ、一応動いた。
だがこの反応、ジャーキングというより、ただ単に驚いただけな気もする。しかし、はたから見るとジャーキングに見えないこともないので、もうこれで良しとする。
何故なら、この平田氏の前に4人の被験者でも試したのだが、ほぼほぼ無反応だったから。もうこれを結末の落としどころにすることにする。
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