総合評価 ★★★★
ちょっとした寓話です。
昔、あるところに1人の物乞いがおりました。
空きビンを拾ってお金に換えたり、「教会の炊き出し」をいただいたりして、何とかその日暮らしを続けています。
ある日のこと。道を歩いていた彼は、1枚のコインが落ちているのを見つけます。金額にしたら、パンを1つ買うのにもほど遠い、わずかな額。
それなのに、この彼、拾ったそのコインをあることに使って、とても幸せな気分になったのです。
さて、いったいどんなことに、そのコインを使ったと思いますか?
なんと彼。拾ったコインを「恵まれない子どもたちを支援する慈善団体の募金箱」に入れて寄付をしたのです。
「いつもは、自分が人から施しを受けているのに、今日は反対に自分が人さまに施しをした」
そう考えるだけで、とても幸せな気分になることができたのです。
このネタの用途例
◎「情けは人のためならず」という話の前フリ。
効果的なアレンジ例
◎「世の中で成功している人たち、たとえば、スティーブ・ジョブズ、松下幸之助、本田宗一郎など、誰もが他人を喜ばせることで自分が成功している」と話を広げてもよい。
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