上司や先輩がコミュニケーションを取ろうとして話題に困った結果、ついつい「俺の若い頃はなぁ・・・」と武勇伝を語り始めてしまうなんて光景も珍しくありません。
そしてこの「先輩風」がなかなかの難敵。周りも「また始まったよ」なんて思いながら、引きつった笑みを浮かべるしかなかったりします。どうにかなりませんかね?
先輩風を実体化するマシーンが完成!
そんな根深い問題を解決すべく開発されたのがこちらの「先輩風壱号」!
なんとこのマシン、座った人が先輩風を吹かせた瞬間、実際に風を巻き起こしてくれるというのです!
椅子の背もたれから6つの扇風機が伸びている前衛的なデザイン。ここに座った人の発言・感情をAIが解析することで、無風の「平和」状態から先輩風ビュービューの「強風」状態までを、実際の風量で再現してくれます。
これぞまさに先輩風の実体化!
以下がAIの行う分析の例。
「俺の若い頃は」など特定のワードが検出され、興奮度なんかも測定されちゃってます。さらに「会話の占有量」、つまり「自分ばかり喋ってないか?」という要素もしっかり見張られているよう。
えーと、お金かけすぎじゃない?
先輩風対策にこれほど大掛かりな装置。テクノロジーの無駄遣いにも感じられますが、普段言えない先輩や上司へのちょっとした疎ましさをユーモラスに啓発できるということで、確かに興味はそそられます。いや、よく作ったなぁ・・・。
この「先輩風壱号」は、クラフトビールのブランドである「よなよなエール」のプロジェクト、「チーム"ビール"ディング」の一環。
会社の飲み会に関する課題をまじめに楽しく解決することを目標にしており、今プロダクトとして、上下関係に関わらず相手の意外な一面を引き出すためのトークゲーム「無礼講ースター」も同時に展開されています。
「お金を使うならモノより思い出だ」「鼻毛が出ている人に指摘できてしまう」など、仕事とは無関係の50個のトークテーマが厳選されており、上下関係のない空間の中でコミュニケーションができるのだとか。
コースターの色もカラフルでテーブルの上が華やかですね。
「先輩風壱号」「無礼講ースター」は、よなよなエール公式ビアレストラン「YONA YONA BEERWORKS」都内全7店舗で 8月3日(金)~17日(金)まで開催されている「よなよなエールで職場の飲み会をフラットに~チーム“ビール”ディング in YONA YONA BEER WORKS」にて体験できるそう。
もっと距離を縮めたい後輩や、自分語りの多さだけがタマに傷・・・なんて先輩に心当たりがある方は、お誘い合わせの上で足を運んでみるのもいいかもしれません。もちろん、その後の関係がどう転ぶかは自己責任でお願いします!
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