インスタ映え――画像共有SNS「インスタグラム」(Instagram)において、写真が「映える」こと。オシャレで写真写りが良く、とにかく見栄えがいい画像。
インスタ映えって流行語大賞になったりしましたけど、実際私にはあまり関係ない世界...なんて思ってませんか?実は意外と身近な存在なんです!それはこの動画を見たらわかります。
一見オシャレな朝食づくりだけど...?
今回ご紹介するのは、インスタグラマーを目指してYouTubeとTwitterで活躍しているこんびにこさん。Instagramは現在やっていないそうです。不思議ですね。
こんびにこさんの動画は、インスタ映えを意識した料理づくりがメイン。とにかく画面全体がオシャレなのですが、それだけではこの競争めまぐるしいインスタ映え界では勝てません。実は過程にその魅力があるのです。
今回作るのは「燃える恋のようなきのこクリームスープ(バゲットなんか添えちゃって編)」です。名前も華々しいです。
https://www.youtube.com/watch?v=eDJuZSLwIWM
実際にその流れを見てみましょう。
そしらぬ顔でバケットを切る。
まずは、添えちゃって予定の「バゲット」を切っていきます。
めっちゃ硬いらしい。
ボロボロになっているせいかインスタ映えに不穏な空気が流れ始めます。
インスタグラマーってそんなにのこぎりの技術が必要だったのか。え?そんなことある?
しかし、こんびにこさんはあることに気づきます。それは、合成。完成品をあたかも今手を付けたかのように見せるというのです。
切れ目がバリバリ見えているバケットをさも今切っているかのように映しています。これがインスタ映えにおいては正解ということなのでしょうか。
とっておきの魔法をかけたスープづくり
メインディッシュ「きのこクリームスープ」を作っていきます。どんな下ごしらえをして挑むんでしょう。手間をかけるほど映えますからね。
まさかの加工食品。きのこクリームスープってそれのことだったの!?
木製の皿に移し替え、美味しくなぁれと魔法をかけてそれらしくなっていますが加工食品です。しかしインスタマジック。立派な料理へと変貌をとげました。
最後は燃える恋のようにバーナーで仕上げる
最終工程は、バーナーでそれらしくスープを炙ります。こういうひと手間が映える瞬間なのでしょう。
部屋中が香ばしいかおりに包まれます。ん~、過程はともかくすごく美味しそう。
香りはお皿が焦げる匂いだったそうです。
こんびにこさんにインタビューしてみた
そんなハイセンスすぎるこんびにこさんにこの度インタビューさせていただきました。動画の字幕から漂う表現力の豊かさを解答からも感じられると思います。
動画を始めたきっかけは?
――とても熱いお答えを途中で切ってしまう事許してください。要約すると、少し息苦しく感じていた昨今のSNS社会に対し、自分みたいな人間がほかにもいるんじゃないかと思い、インスタ映えと呼ばれるような現象を少し皮肉ったコンテンツを作ろうと思い立ったようです。かっけぇ。
何度か出てくる手のパンパンはかなり重要?
少し真面目な話をすると、無意識の行動にいちいち名前(パンパン)をつけて、文章として残すことで、私生活でついパンパンしてしまったときに僕のことを思い出すわけです。動画を見ていないところでもふとした瞬間に元気になってくれたら嬉しいなぁと思ってます。
――ついパンパンした時はこんびにこさんのこと思い出しますね。ついパンパンする時が来たら。
インスタグラマーを目指しているとおっしゃられていますが、インスタをする予定はないのでしょうか?
――インスタはきっと寛容なところだと思います。大丈夫。
動画を作る上でのこだわりは?
――それっぽいこと言えてますよ!動画を見れば、妥協に妥協していない姿がわかります。
これからの目標はなんですか?
――インスタ関係ないんかい。
料理すら関係ないよ。マルチな活躍を楽しみに待ってます。
ということで、新たなインスタ映えの形のこんびにこさんの動画いかがでしたか。これほど親近感の湧く「映え」は初めてです。
今回ご紹介したもの以外にも料理動画は日々更新されていますので、ぜひのぞいてみてくださいね!ちなみにこんびにこさんイチオシの動画はこちら。ハプニングしかなかったようです。
Twitter:@convenico
YouTube:こんびにこ
Instagram:なし
スポンサーリンク
スポンサーリンク