今回紹介する商品が、とっても便利だとは思うんですが、ものすごくモヤモヤするんです。
こちらです。
がっつりパッケージに書いてある通り、こちらはエチケットブラシ付きの携帯靴べら。
出先で靴を履きなおすとき、同時に裾の汚れが気になった時などは重宝しますね。まさに「地味に便利」を体現したような優れものです。
そんで筆者が気になるのはココです。
「Etiquette Brush」。
がっつり印字されています。こうなると、「ブラシ付き靴べら」というより、「靴べらにもなるブラシ」って感じですよね。
「靴べら」との印字はどこにもないので、これだとむしろ「エチケットブラシを靴べらとして利用したら偶然上手く行ったわww」みたいな。
というより、筆者が言いたいのはもっと根本的なことです。そもそも…
わざわざ「靴べら」なんてものを商品化するほど、あの形って重要なんでしょうか。別に靴べらの代理品になるものなんか無限にあるんじゃない?筆者自身、普段靴べらは使わず親指をかかとに突っ込んで履いてしまうタイプです。
人生で何万回も繰り返す「靴を履く」という作業…毎回靴べらを突っ込んで履いてる人ってそんなにいない気がする。
そこで、「靴べらって必要なくね?」を実証するために、身近なもので靴は履けるのか試してみます。
ボールペン
「身近なもの」と言えば必ず上位にランクインするはずのボールペン。こいつが靴べらとして使えてしまうなら、そりゃもう靴べらの存在意義はゼロに等しいでしょう。
ただ、いざ突っ込んでみると…。
丸みを帯びたフォルムがかかとに食い込んでこれが痛い痛い。
痔が治っちゃうかと思いました。
あと、滑り止めのゴムの部分が邪魔になって入れにくい&抜けにくく、「なんで余計なことするんだ!」と叫びかけました。
多分ボールペンの製造会社も同じことを僕に言うと思います。
コップの取っ手
このゆるやかな曲線。実は前から靴べらに使えそうだなと思ってたんです。嘘です。
実際にコップの取っ手で靴を履いてみると、長さが足りないことは明白でした。
先端が靴底まで到達していないので、かかとを押しこむとコップごと回転してしまい、支えになりません。
最後にはデザインが前衛的すぎるハイブランドの新作シューズになりました。
皮ベルト
バックルではなく反対側を使用します。薄さ・形状ともに靴べらにかなり近いです。これは期待できる。
しかし、硬さがない分かかとの押し込みをガードできず、靴をすこし巻きこむ結果に。ベルトとしては「巻きこむ」のが正解だけど、今回は失敗っぽい。
クッキー
美味しかったです。
銃
次のエントリーは、誰かが別の記事で使ったおもちゃの銃。偶然筆者のデスクの下に落ちてました。なんで?
長さは十分。ここまでで一般的な靴べらに最も近い…と思ったのですが、実際に使ってみると分厚いしゴツゴツしてるし、上手くいかない。
あくまで本物の銃だと想定すると、誤射の危険もあります。実際、悪戦苦闘している内に引き金に指がかかり2回ほどかかとが吹っ飛びました。
痔が治っちゃうかと思いました。
その辺りの使用感も評価に含めれば、これはもう最悪と言ってよかったです。
満を持して、靴べら
靴べら、めっちゃ靴履きやすいわ。
すいません神アイテムでした。
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つまんない