ことわざかるたをご紹介
今回ご紹介するのはこちら、学研の「ことわざかるた」。
使用頻度の高いことわざを、ゲーム感覚で覚えることができます。
あ、「身から出た錆」の「身」って刀身のことだったんですね。筆者はヘソとか脇から錆を生み出す特殊体質の人間を想像していました。
などなど、新しい発見もあるわけです。編集部メンバーは文章でお仕事をするわけですから、スタンダードなことわざくらい知っておきたいところ。さっそく遊んでみましょう。
でもこれ、読み札のことわざをそのまま読み上げちゃったら、取り札のひらがなさえ見てればいいことになっちゃうんですよね。
ということで、純粋な参加者のことわざ知識で勝負してもらうために、今回は意味の方を読み上げ、読み札を取ってもらいます。
皆さんもぜひ一緒に考えながら読んでみて下さい。
【参加メンバー】
最初に読み上げた札はこちら。
値打ちのあるものでも、その価値のわからないひとにとっては何の役にもたたないこと
「あ~はいはい…」
「分かるわこれ…」
「とァ!!!」
皆なんとなく察しがつくなか、ハムが素早く反応。
正解は「猫に小判」!難なく1枚目の札を手にします。
1問目とはいえ簡単すぎたでしょうか。
「え、待って。私知ってるのじゃなかった」
なんと「猫に小判」を知らなかったというこーん。この先絶望しか待ってないと思われる。
いくら辛くても、辛抱すればやがて成果が表れるということ
「これか?」
正解は「石の上にも三年」。2枚目の札は特に面白いこともなくイチマルがゲット。
つまらなかったのでなんとなく顔色を暗くしました。
「このことわざ、何もしないと石になるって意味かと思ってた」
「・・・」
何か起こっても、普段から準備しておけば何の心配もないということ
「もう一回読み上げお願いします」
最初から最後まで、一番真剣に取り組んでいたのはハムでした。
正解は「備えあれば憂いなし」。妨害工作がうまくいき、この札はこーんがゲット。
「これくらい分かりますよッ☆」
そしてこれが彼女の最後のポイントとなった。
どうせ頼るなら大きくて力のあるものに頼った方がよいということ
「これやな」
「寄らば大樹の陰」。正解。
過去に鍛えて身につけた技は、年月が経っても十分使えること
「これやで」
「昔取った杵柄」。正解。
少ない掛け声のレパートリーでガンガン正解の取り札をゲットしていくイチマル。普段はいじられキャラなのですが、こういう遊びでは高学歴モードを発揮します。
問題の難易度をちょっぴり上げてみました。
たいした努力や苦労もしないで、儲けること
「あ、これじゃない?」
「!?」
回りくどくて効き目のないことや、じれったくてもどかしいこと
お手付きです。
「これやん」
「濡れ手で粟」。正解。
どうやら一方的な展開になってきたので、そろそろ締めの段に入ります。
「もう最後…?じゃあ最後の札とった人は100兆点にしようよ」
「そうですね」
「君らアホなん?」
欲張りすぎると、かえって失敗や損をすること
正解は「虻蜂取らず」。しかしこれはどうやら3人ともピンとこなかった様子。
「分からん…けど、これか?」
100兆点に目がくらんだのか、不安が残る中でも果敢に手を伸ばしたイチマル。結果は…?
イチマルの負けが確定しました。
これで残りは2名。しかもどちらもピンと来てない。泥沼の争いとなりました。
「あッ!!」
そこで突然こーんがひらめきます。
完全に「分かっちゃった顔」をしてます。
違いました。
これでもはや時間に縛られることがなくなったハム。消去法で当たりを付け…
「これだけ意味を知らない!」
我慢と消去法の大勝利!!!
100兆点獲得です。
「手に入れすぎた者」と、「妨害した者」。皮肉なことに欲張った2人が勝利を逃すという展開に。
まさに「虻蜂取らず」ダネッ☆
知識としての教養から経験としての学びまで詰まっている「ことわざかるた」。お子さんのいる家庭には特におすすめですよ~!
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