けーご、この計算できる?
変わったサングラスですね。はい、何ですか?
名誉棄損レベルで馬鹿にしてますよそれは。10% = 0.1 ですから、答えは 20% もしくは 0.2 です。
じゃあ、同じ計算を電卓アプリでしてみて
(これと同じ計算を?何だろう…無駄な作業をしろという命令によって謙虚さを試された前漢の軍師・張良のエピソードに酷似している…)分かりました。
け、計算結果が違う!これは一体…?
「電卓を使うと結果がおかしくなる式」…大発見かもしれないから、詳しく調べて記事化よろしく
へぇ~なんだこれ。了解です。時間があるときで良いですか?
うん、全然そのうちでいいから、頼むわ
・某日
「あ、そういえば電卓の記事作った?」
・某日
「電卓の記事進捗どう?」
・某日
「何その記事、電卓?電卓?」
・某日
「電卓髮サ蜊?縺ゥ?@溘」
明らかに電卓に憑りつかれ始めた編集長。
そして彼に憑りつかれた筆者。
どちらが不遇なのかは分かりませんが、とりあえず謎を解明しない限り夢見の悪い日は続きそうです。
電卓の不思議な仕組み
まずは、電卓がどのような演算をしてるのか確認するため、いくつかの計算をしていきます。
さすがにこれは 0.2 になりました。
となるとやはり、問題は 10% の方。「電卓が 10% をどう扱っているのか」というところに答えがありそうです。
では次に、こちらの計算。
最初の 0.1 を 10% に変えてみても、結果は変わらず 0.2。
しかし、こちらの順序を逆にすると…
なんと答えは 0.11 に変わりました。
どうやら、いきなり 10% と打つと 0.1 と認識されるようですが、直前にほかの数字があったうえで 10% と打ち込むと直前の数字の10%(1割)と認識されることが分かりました。
直前に数字が無い場合
直前に数字がある場合
世の中には標準電卓と関数電卓がある
もう一つ知っておくべきことは、電卓の種類の話。
世の中には、ざっくり分けると以下の二種類の電卓が存在します。
標準電卓:数学のルールとか関係なく、頭から順に結果を確定させていく電卓。
関数電卓:「=」ボタンを押すまで計算が待機され、「=」を押した段階ではじめて数学のルールを当てはめた計算が行われる。
スマホに標準装備されている電卓アプリは、基本的に関数電卓の仕様だと思われます。もちろん筆者の使用している電卓も関数電卓。
しかしだとしたら、数学のルールに従って計算しているのに10% + 10% = 0.2にならないのはなおさらおかしい…。
これらのことから、どうやら関数電卓には「パーセンテージが関わる計算は、直前の数字が参照される」という絶対のルールがあるみたいですね。
この参照をどうしても切りたい場合は、関数電卓に備わっている()ボタンの機能を使うと良いです。
こうすると、参照が切られるので 0.1 + 0.1 = 0.2 という計算になりますね!
もしこの参照機能がなかったら…
「なんで勝手にそんな仕様になってるの?」と思うかもしれませんが、実はこの機能、色々な場面で役に立っています。
例えば消費税の計算。10月から増税で、それこそ消費税が「10%」になりますよね。
1万円の買い物をした場合の消費税計算
参照機能のおかげで、いちいち消費税を別で割り出さなくても、これだけの簡単な式で税込みの値段が算出できます。
もし参照機能が無かった場合、同じ計算をしたらこうなっちゃいます。
増税がまったく怖くないですね。
・・・
どうやら、関数電卓に備わっている参照機能によってこんなことになったみたいですよ
電卓譌ゥ縺城崕蜊薙?險懊▲縺ヲ縺上l縺ェ縺?°縺ェ縺∽ソコ蠕?▲繧?a画?
え、これ直らないんだ…謎が解ければ戻るシステムかと思ってた
昴▲電卓縺ヲ縺溘¢◇縺?※繧?閨槭>縺ヲ繧九?
菴輔□縺九s縺?濶ッ縺剰ェソ縺ケ縺ヲ縺上l縺ヲ縺ゅj縺後→縺??
縺薙l縺ォ縺ヲ邨ゆコ
(なんか嬉しそうだからいいや)
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お店でいつも電卓使うのに参照機能のこと知らなかった… 恥ずかしい…
壊れた編集長に宜しくお伝えください
有益な情報をお届けできて良かったです~!編集長に伝えた所「蜻シ繧薙〒縺◆縺?縺」と申しておりました