それで思い浮かんだのは、「目隠ししたまま食べたらもはや非常食と分からないのでは!?」という疑問。
さっそく検証してみます。
アキモトのパンの缶詰を使用
今回の検証で使用する非常食は、「アキモトのパンの缶詰」より、美味しい備蓄食シリーズ。
実はこちら、ブルーベリー味、ストロベリー味、オレンジ味で3種類展開しているのですが…
筆者の見間違いでストロベリー味を2個買ってしまいました…無意識にイチゴ好きアピールをする25歳大男ってマズい気がする。
ストロベリー味が2つになってしまったので、試しに筆者も目隠しで食べてみました。
蓋さえ開けなければ37か月保存できるそうなんですが、驚くほどしっとりしていて驚き。
なんだか心がザワつく写真が撮れました。こうやって食事をとる文化圏が国内に存在する気がしてきて不安になりますね。
ちなみにパンは美味しかった…のですが、非常食かどうか分からずに食べても同じ感想になるかは分かりません。さっそく検証していきます。
検証開始
今回は目隠しが似合いそうな2人に協力を仰ぎました。
始める前に、「パンの非常食といえば」でおなじみ乾パンで2人の舌を混乱させます。
今回は計6つのパンを用意しました。そして内2つが非常食という割合。
1つ食べるごとに感想と予想を訊いていきます。
エントリーNo.1 チョコチップスナック
最初はいい具合にパサパサ感のあるパンを選びました。両者、目隠しして食べた反応は…?
【食べた感想】
「完全にパンですね…さっきの乾パンとは別物です。え、これが非常食かもしれないわけですか?すご…」
乾パンにまともな味覚を破壊されたらしいぶちこ。「美味しさ」のハードルがかなり低くなっているようでした。乾パンやばいな。
【食べた感想】
「これは市販のパンって感じですね…というか、一問目なんで非常食じゃないと思います」
一方、出題者心理を分析し始めたハム。企画ごと破綻させる気なのか?
エントリーNo.2 アキモトのパンの缶詰 ストロベリー味
【食べた感想】
「なんかうん…パンですね。さっきと同じ感じ?」
【食べた感想】
「一番目より美味しいです。ただ、水分量が無いから…ちょっと怪しい」
ここは両者で意見が割れました。しかし2人とも、最初の乾パンによって「長期保存可能かどうかのネックは水分量にある」と踏んだよう。
通用する…。アキモトのパンの缶詰は、うまく普通食の中に紛れ込めています。
エントリーNo.3 たまご蒸しパン
食べさせると、ぶちこが笑い始めた。
【食べた感想】
「違う…なんかしっとりしてる。これは絶対非常食じゃない。みずみずしい!」
【食べた感想】
「これは違う。この水分の含有量で保存食は無理です。逆に、これで長期保存可能だったらすごすぎますよ」
2人とも何やら確信を抱いた様子。乾パンに始まり、パンのチェイサーとしてパンを食べてきた2人にとって、蒸しパンの水分量はまさに砂漠の中のオアシスだったようです。
しかし、ここで水分補給したことが、2人にとって裏目に出る。
エントリーNo.4 焦がしバターのクロワッサン
表面をあぶって香ばしく焼き上げた甘さのあるクロワッサン。長期保存とは縁遠いパンですが…。
【食べた感想】
「これは非常食ですね。自信あります。今のところ最有力ですよ。だって全然みずみずしさがない」
一方のハムも、
【食べた感想】
「こういう味のパン、市販で売ってるんですよね…でも水分が無い。めっちゃ怪しいな…」
蒸しパンとの比較で、全てが乾パンに感じてしまう口になったようです。
エントリーNo.5 超熟
【食べた感想】
「はいはいはいはい。これも非常食です。確実に非常食」
乾パン→蒸しパンの緩急によって完全に舌がポンコツになってしまったぶちこは超熟を非常食に選択。
37か月保存したらすごいことになっちゃうよ超熟。
【食べた感想】
「あ…これは非常食な気がしますよ。乾パンの再来というか、口にまとわりつく感じ!保存できますよと主張してくる」
だからすごいことになっちゃうよ超熟。超超熟になっちゃうよ。
エントリーNo.6 アキモトのパンの缶詰 ブルーベリー味
最後に2つ目の非常食、ブルーベリー味が登場。2人の反応は…?
【食べた感想】
「あれ?」
「思ったよりパサついてるんだよな…あれ?」
すでに2つしかない非常食の枠を選びきってしまっているぶちこ。計算が合わない。
「手違いで非常食が3つ入ってるってことはないですか?」
ついに運営側を疑い始めた。
一方のハムは、あることに気付いた様子。
【食べた感想】
「なんか果実の味ついてる…!」
さっきもついてたよ。
検証結果
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